条件式の構築 |
「条件式」は、操作を実行するため複数の条件を満たす必要がある場合に作成できます。条件式では、2 つまたは複数の条件を単一のの式に結合できます。非常に複雑な式であっても、複数のシンプルな条件ステートメントで構成されています。これらのシンプルな条件ステートメントが条件付き結合子で結合されたものが最終結果となります。
設定する条件付き操作に応じて、次のいずれかのダイアログを使用して条件ステートメントまたは式を作成できます。
次の場合に印刷:[次の場合に印刷] ダイアログでは、特定のレイヤー、テンプレート、背景、およびオブジェクトを印刷するときを指定できます。
表示する条件:[表示する条件] ダイアログでは、特定のデータ入力フォームを表示するときを指定できます。
データベースの設定:[データベースの設定] ダイアログにある次のプロパティページでは、データベース結合を作成し、返されたレコードセットをフィルタ処理できます。
マルチデータベースの結合:[マルチデータベースの結合] プロパティページでは、複数のデータベースとテーブルを単一のレコードに結合できます。
フィルタ:[フィルタ] プロパティページでは、返されたレコードセットをフィルタ処理できます。
印字しない:[印字しない] ダイアログでは、特定のデータソースの内容を無視するときを指定できます。
条件ステートメントは一般的な文章と同様に、主語 (データソース)、述語 (演算子)、および目的語 (値) で構成されています。条件式は 2 つまたは複数の条件ステートメントが結合されたもので、評価対象の複雑な条件を作成します。条件ステートメントと条件式を作成するには、それらを作成するために必要な情報を理解する必要があります。
データソース:これは、条件ステートメントの「主語」です。一般的なデータソースは、ドキュメントのデータソースやドキュメントに接続されているデータベースのデータベースフィールドです。
演算子:これは通常の文の「述語」に相当します。演算子 (条件付き演算子と呼ばれることもあります) は、データソースと値の間の関係を定義します。一般的な演算子には、Equals、Does not equal、Is greater than などがあります。条件付き演算子の詳細については、「条件付き演算子リファレンス」を参照してください。
値:これは通常の文の「目的語」に相当し、データソース値の比較対象です。条件ステートメントを完了するには、値を入力または選択します。条件付きステートメントは次の "Template 1 Equals US Mail" or "Template 2 Does not equal UPS" ようになります。
条件付き結合子:条件付き結合子を使用すると、2 つまたは複数の条件ステートメントを結合して新しい条件を形成し、条件式を作成できます。条件式は、"If Template 1 Equals US Mail And Template 2 Does not equal UPS" のようになります。条件付き結合子の詳細については、「条件付き結合子リファレンス」を参照してください。
条件式を構築するには、条件のカスタマイズ、条件の追加、および条件のグループの追加を行う方法を理解する必要があります。一般的な手順は次のとおりです。
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ユーザーインターフェイスは、BarTender の条件式ダイアログ内で異なることがあります。 |
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