テキストファイルデータベースでのクエリプロンプトの使用によるデータのフィルタ |
クエリプロンプトを使用した検索は、その他の種類のフィルタを使用した検索と同様です。ワイルドカード文字を使用して検索を絞り込むことができます。テキストファイルデータベースの場合、特定の特殊文字を「エスケープ」して、クエリプロンプトフィルタで通常の文字として処理することができます。
特殊文字をエスケープするには、特殊文字の周囲にブラケット ([ ]) を追加して、その文字が検索用語の一部として処理されることを示します。
たとえば、テキストファイルデータベースの "Name" フィールドに次のクエリプロンプトを作成したとします。
Name Like ?NamePrompt
印刷時に、クエリプロンプトに John*
と入力すると、"John" で始まるすべての名前が一致します。次のような検索結果が取得されます。
John Berry
John Hancock
John Smith
しかし、アスタリスク (*) を検索用語の一部として含む "John*" というエントリを検索する場合、アスタリスクをワイルドカードではなく通常の文字として処理する必要があります。これを行うには、アスタリスクをブラケットで囲んでエスケープします。印刷時に、クエリプロンプトの検索用語として John[*]
と入力します。その場合、"John*" を含むエントリだけが一致します。
ブラケットを含む用語 ("MyText[1]" など) を検索する場合、最初のブラケットをエスケープして通常の文字として処理します。この場合、印刷時にクエリプロンプトに MyText
[
[
]
1]
と入力します。(2 番目のブラケットをエスケープする必要はありません。)
演算子を使用する場合は、エスケープを使用する必要があるのは、LIKE
、NOT LIKE
、BEGINS WITH
、NOT BEGINS WITH
、ENDS WITH
、NOT ENDS WITH
、CONTAINS
、および NOT CONTAINS
を使用する場合だけです。
EQUALS
やNOT EQUALS
などの演算子はエスケープを必要とせず、エスケープは機能しません。
フィルタの使用方法の詳細については、「データのフィルタ」を参照してください。
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