イベントコントロールスクリプト

イベントコントロールスクリプトは、BarTender で最も高度な機能の 1 つです。技術に精通したユーザーのみが使用するようにしてください。

目的に応じて、スクリプトは印刷ジョブごとに 1 回実行すればよい場合もあり、印刷項目ごとに 1 回実行する必要がある場合もあります。印刷ジョブで発生する「イベント」の頻度は多岐にわたりますが、多くのイベントはジョブごとに 1 回以上の頻度で発生する一方、項目ごとに 1 回以下の頻度で発生します。

プロセスを簡素化するために、BarTender では、単一行と複数行のスクリプトが検証され、スクリプトを実行する理想的な頻度が決定されます。大半のユーザーと大半の目的では、これで十分です。しかし、スクリプト実行のタイミングを明確に記述し、制御する必要が生じることもあります。

イベントの種類

BarTender でサポートされるイベントの種類に対して別々のスクリプトをテンプレートの各データソースに設定することが可能です。しかし、これは非常に稀なシナリオです。現実的には、イベントスクリプトを記述する必要があるのは、特定の 1 つのイベントの種類や 1 つまたはいくつかのデータソースに対してだけです。

BarTender では、以下のイベントコントロールスクリプトの使用がサポートされています。

スクリプトを記述するイベントの選択

[スクリプト] ペイン内の各行の項目は、それぞれ個別のスクリプトに対応しています。イベントのスクリプトを記述するには、[スクリプト] ペインで目的のイベントをクリックします。

これで、目的の行の VBScript をエディタペインに挿入できます。値をデータソースに割り当てるには、"value =" で始まるスクリプトの行をスクリプトに追加する必要があります。[スクリプト] ペインでは、必要に応じてさまざまな項目をクリックして、各項目にスクリプトを定義できます。

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