スクリプトペイン

スクリプトエディタの左側にある [スクリプト] ペインでは、カスタムスクリプトのタイミングを決定するイベントまたはプロシージャが定義されます。選択したノードは、スクリプトが実行するときを示します。たとえば、ドキュメントイベントをクリックすると、そのイベントのスクリプトがエディタペインに表示されます。各ノードには、独自のカスタムスクリプトを含めることができます。

カスタムスクリプトをテストして失敗すると、結果が [出力] ペインに表示されます。さらに、[スクリプト] ペインには、エラーに関連するイベントまたはデータソースの横にエラーアイコン が表示され、問題の分離と解決に役立ちます。

スクリプトのフィルタ

[スクリプト] ペインに表示される項目をカスタマイズできます。次のオプションを使用できます。

スクリプトが定義されているかどうかにかかわらず、すべてのイベントを表示します。

スクリプトが定義されているすべてのイベントを表示します。

現在作業しているオブジェクトのすべてのイベントを表示します。このビューにオブジェクトを表示するには、テンプレートオブジェクト名の下の項目を選択して、アイコンをクリックします。

現在のドキュメントのすべてのイベントをドキュメントレベルで表示します。このビューでテンプレートオブジェクトを編集することはできません。

スクリプトペインの内容

[スクリプト] ペインには、ドキュメントレベルのスクリプトと個々のオブジェクト向けのスクリプトを始めとする BarTender で使用可能なすべてのイベントとプロシージャのリストが含まれます。

「永続イベント」は、[スクリプト] ペインに常に表示されるイベントです。

すべてのイベントのプロシージャ:ドキュメントのすべてのイベントで参照できる共有関数、サブルーチン、および変数が含まれます。[すべてのイベントのプロシージャ] を選択してからエディタペインで作成したスクリプトは、ドキュメントのすべてのイベントに適用されます。詳細については、プロシージャを参照してください。

ドキュメントイベント:ドキュメント全体に影響する個々のイベントが含まれます。これらのイベントを使用して、カスタムスクリプトのタイミングを制御できます。たとえば、OnOpen ドキュメントイベントに対して記述したスクリプトは、ドキュメントが開かれたときに実行れます。詳細については、ドキュメントレベルのイベントを参照してください。

「一時的なイベントおよびオブジェクト」は、ドキュメントに設定された名前付きデータソース、テンプレートオブジェクト、およびオブジェクト構成に応じて、[スクリプト] ペインに表示される場合や表示されない場合があるイベントとオブジェクトです。

名前付きデータソース:ドキュメントで名前付きデータソースが定義さcれている場合に表示されます。名前付きデータソースに対して作成したカスタムスクリプトは、そのデータソースのみに影響し、テンプレートの残りの部分には影響しません。

テンプレートオブジェクト:現在のテンプレートにオブジェクト (テキストオブジェクト、エンコードオブジェクト、バーコードオブジェクトなど) を追加した場合に表示されます。

線および図形オブジェクトはデータソースを使用できないため、[スクリプト] ペインには表示されません。しかし、VBScript でドキュメントレベルのイベントを使用して、線、図形、およびピクチャオブジェクトの外観を調整できます。

データソース:テンプレートオブジェクトに含まれるデータソースが一覧表示されます。このノードを使用して、データソースで使用する変換、プロシージャ、およびイベントに簡単にアクセスできます。

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