レイヤープロパティダイアログ

[全般] タブでは、レイヤーのセキュリティ設定を定義します。また、画面上でのレイヤーの表示方法を設定することもできます。次のオプションを使用できます。

• 名前:レイヤーの名前を指定します。

• コメント:含めるレイヤーに関する説明またはその他の情報を指定します。コメントは、[レイヤー] ペインのレイヤープレビュー画像に表示されます。

セキュリティ

• ロック:レイヤー上のオブジェクトの選択または移動を禁止します。

画面上の表示設定

[画面の外観] セクションには、レイヤーの項目をコンピュータのモニタに表示する方法に関するオプションが含まれています。このセクションのオプションを変更してもドキュメントの印刷には影響しません。

• 非表示:レイヤーとレイヤー上のすべてのオブジェクトを非表示にします。非表示のレイヤー上のオブジェクトは、選択、移動、または表示できなくなります。

• モノクロとして表示:選択したレイヤー上のすべてのオブジェクトに単一の色を指定します。このオプションを選択した場合、次のオプションを使用できます。

  • 色:レイヤー上のオブジェクトの色を指定します。詳細については、オブジェクトの色変更を参照してください。

  • 透明度:レイヤーのオブジェクトの下にある色およびオブジェクトが見える度合いを指定します。範囲は 0 (不透明) から 100 (完全に透明) です。詳細については、「透明度」を参照してください。

[印刷オプション] タブでは、印刷されたページにレイヤーがどのように表示されるかを制御できます。次のオプションを使用できます。

印刷表示

• 事前印刷済み:レイヤーは用紙に既に印刷済みであるかのように扱われます。このオプションを選択すると、レイヤーは [印刷プレビュー] ウィンドウに表示されますが、印刷されません。

• 次の場合に印刷:選択したレイヤーを BarTender で印刷するタイミングを指定します。[事前印刷済み] が選択されていない場合にのみ使用できます。

[次の場合に印刷] ダイアログが開き、レイヤーを印刷する条件を指定できます。

四角形領域

[四角形領域] セクションでは、レイヤーのすべてのオブジェクトを格納する境界を設定できます。

• 四角形領域にオブジェクトをクリップする:[左]、[上]、[幅]、[高さ] フィールドの値で指定された四角形内のにあるレイヤーオブジェクトだけが印刷されます。オブジェクトの一部だけが境界内にある場合は、境界内にある部分だけが印刷されます。

  このオプションはパスワード保護されたレイヤーと組み合わせて、ユーザーの編集をテンプレートの特定の領域だけに制限できます。この機能の詳細については、「レイヤーのセキュリティ」を参照してください。

出力パネル

[出力パネル] セクションでは、カードプリンタの代替パネルでドキュメントを印刷する方法を設定できます。レイヤーは選択した素材の種類でグループ化されます。BarTender では、選択した素材が現在のプリンタで処理できない場合、エラーメッセージが表示されます。

• プライマリパネルに印刷:プリンタで使用できるメインカラーパネルを使用して印刷するようにレイヤーを設定します。

• モノクロ黒パネルに印刷:モノクロ黒パネルを使用して印刷するようにレイヤーを設定します。このオプションが設定されたレイヤーは白黒で表示されるので、テキストやシンプルな輪郭に最も適しています。

• 紫外線蛍光パネルに印刷:紫外線 (UV) 蛍光パネルに印刷するようにレイヤーを設定します。このオプションが設定されたレイヤーは、UV 光線の下でのみ表示されます。

• オーバーレイ/抑制体パネルに印刷:オーバーレイ/抑制体パネルに印刷するようにレイヤーを設定します。

[効果] タブには、レイヤーのすべての項目に透明効果を適用するオプションがあります。このオプションでは、レイヤーの下にある色およびオブジェクトが見える度合いを指定します。この設定は、レイヤー上の項目に適用された個々の透明度効果を上書きします。範囲は 0 (不透明) から 100 (完全に透明) です。詳細については、「透明度」を参照してください。