シングルライン

単一行 (シングルライン) 表現は BarTender でサポートされる最も簡単なスクリプトの種類です 単一行表現は、データソースファイルの文字列の一部を削除する、特定の文字を検索または削除する、などの基本タスクを実行できます。 通常、単一行表現は、「関数」と「演算子」をいくつか組み合わせたものを使います。 演算子は最も一般的に (絶対にではない) 数値データに対して数学的関数を実行します。 関数は数学的データに対しても実行できますが、より一般的には、一組の文字 (または「文字列」) を操作するのに使います。

関数の例

ここに示す関数の例はすべて、BarTender で最も一般的に使われる関数、すなわち「文字列」関数です。 しかし、スクリプトアシスタントには、その他にもさまざまな種類の関数が一覧表示されます。 括弧内の角括弧や変数名は、関数の「構文」を示すためのものです。これらは関数そのものの一部ではありません。 括弧内には、適当なフィールド名、変数、または定数を入れ、角括弧は入力しないでください。

関数

説明

Field("PartNumber")

仮説的データベースフィールド "PartNumber" に含まれているデータを返します。

Left(<<文字列>>, <<長さ>>)

[長さ] で指定された [文字列] の左端の文字の数を返します。

RTrim(<<文字列>>)

文字列の右側から後に置かれたスペースを取り除きます。

FormatCurrency(<<表現>>)

表現式や数を取り、価格形式にフォーマットします。

UCase(<<文字列>>)

文字列内の文字を取り、強制的に大文字にします。

演算子の例

単一行表現の例

以下に示した関数の例を含め、すべての関数はすでに単一行表現です。 また、演算子を使って関数を結合したり、関数を関数内に入れることもできます (以下の例の中には、"PartNumber" や "Color" と呼ばれるフィールドを含むデータベースの使用を想定しているものもあります)。

単一行表現は Visual Basic スクリプトの部分行でしかなく、複線行スクリプトでは使用できません。

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