ドキュメントレベルのイベント

BarTender では、開く、閉じる、保存などのさまざまなドキュメントレベルのイベントや印刷時のイベントに応じて VB スクリプトの実行がサポートされています。 この VB スクリプト内からオブジェクトの自動化機能を呼び出して、印刷ジョブの実行前や印刷ジョブの実行中にテンプレートのオブジェクトを変更できます。

Closedドキュメントレベルのイベントで VB スクリプトを有効にするには

  1. BarTender の [ファイル] メニューから、[BarTender ドキュメントオプション] を選択して、[BarTender ドキュメントオプション] ダイアログを開きます。

  2. [スクリプト] タブをクリックします。

  3. [ドキュメントレベルスクリプトイベントの有効化] チェックボックスをオンにします。

  4. 編集するイベントを選択します。

  5. [編集] をクリックして、スクリプトエディタを開きます。

スクリプトエディタが既に開いている場合は、[スクリプト] ペインで選択してドキュメントレベルのイベントを変更できます。

BarTender では、データ入力コントロールの自動化はサポートされていません。 データ入力スクリプト (OnPrePrompt イベントまたは OnPostPrompt イベントなど) で Object プロパティを使用しようとすると、BarTender はエラーを返し、スクリプトは実行されません。

使用可能なドキュメントイベントスクリプト

使用可能なすべてのドキュメントイベントスクリプトは、[スクリプト] ペインの [ドキュメントイベント] の下に一覧表示されます。 イベントを選択して、エディタペインでスクリプトを作成する場合、スクリプトはイベントが発生したときに実行されます。 たとえば、[OnOpen] を選択してスクリプトを記述する場合、そのスクリプトはドキュメントが開かれたときに実行されます。

BarTender では、以下のドキュメントイベントがサポートされています。

[ドキュメントイベントのプロシージャ] は、[ドキュメントイベント] の下の [スクリプト] ペインに表示されますが、実際にはイベントではありません。 この項目は、ユーザーが作成する Visual Basic スクリプトの関数とサブルーチンの集合です。上記に示す純粋なドキュメントイベントに対して作成するスクリプトで使用できます。 詳細については、プロシージャを参照してください。