印刷時のデータ入力の有効化 |
テンプレート上の 1 つまたは複数のオブジェクトのデータが印刷時まで不明な場合や使用できない場合があります。 以下の例を検討してみます。
パッケージの重量を含む標準の出荷ラベルを印刷する場合、印刷時までその重量がわからないことがあります。
生ものの製品ラベルの場合、ラベルを印刷するたびに現在の日付を入力する必要があることがあります。
印刷オペレータが、データベーステーブルに含まれるレコードのグループから印刷する特定のデータベースレコードを指定できる必要があります。
データ入力フォームは印刷時に表示され、ユーザーは、印刷項目に関連するデータを入力できます。 そのデータは項目に直接印刷することや、項目に印刷する内容を特定する条件として使用することができます。また、印刷項目に含むのではなく、印刷ジョブに関連してデータベースに保存する情報として使用することもできます。
各ドキュメントに既定のデータ入力フォームを使用することや、必要に応じて追加のフォームを作成することができます。 1 つのデータ入力コントロールを作成したフォームは印刷時に使用できます。印刷ジョブの実行中にフォームが表示される頻度 (またはフォームを表示するかどうか) は後で設定することができます。 フォームのサイズ変更、印刷時にフォームを表示するモニタ上の位置の指定、フォームのコントロールのタブの順序、およびフォームの背景色の変更を行うこともできます。
データ入力フォームでは、詳細な設定が可能な多くのユーザー入力コントロールを使用することができます。 さらに、整理用コントロールとオブジェクトをフォームに追加して、ユーザーがフォームに正しく入力することを支援するための構造および情報を提供することができます。