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BarTender は、電子はかりとの通信に通信プロトコルを使用します。「プロトコル」は、はかりがはかりのコマンドを使用して BarTender と通信する方法を意味します。
「はかりコマンド」によって、BarTender はコンピュータのシリアルポート、またはネットワークポートに接続されたはかりからの入力 (通常は重量) を受信できます。 多くの一般的なプロトコルおよび関連付けられたはかりのコマンドは、BarTender と共にインストールされます。
BarTender でネイティブにサポートされているはかりを追加すると、はかりとアプリケーションの通信で既存のプロトコルが自動的に使用されます。プロトコルを手動で設定する必要はありません。
ユーザー定義のはかりを追加し、はかりで使用されるプロトコルが BarTender でサポートされない場合、[ユーザー定義プロトコルのプロパティ] ダイアログを使用して、はかりのコマンドを定義する新しいプロトコルを定義する必要があります。 一般的に、この操作は、はかりを設定する際に行いますが、[重量はかりの設定] ダイアログの [ユーザー定義プロトコル] タブから既存のプロトコルを編集することもできます。 はかりプロトコルは、正規表現を使用して記述します。
BarTender でネイティブにサポートされていない新しいプロトコルを作成する場合は、必要な各はかりコマンドに対して、[コマンド] と [応答パターン] を指定する必要があります。 コマンドとは、BarTender からはかりに送信される、作業を指示するための一連の指令のことです。 「応答」または「応答パターン」とは、指定されたコマンドに対するはかりの応答です。 詳細については、重量はかりの構成を参照してください。
複数のはかりで機能できるプロトコルがある場合、はかりのプロパティダイアログの [詳細] タブでプロトコルを変更できます。 [その他のオプション] の [プロトコル] ドロップダウンリストで、目的のプロトコルを選択します。
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はかりのプロトコルをカスタム定義するには、はかりの通信構文の詳細な知識が必要です。
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カスタムプロトコルでの正規表現の使用
正規表現 (RegEx または RegExp とも呼ばれます) は、検索パターンを構成する一連の文字です。 正規表現は、はかりの応答パターンで使用されます。 詳細については、正規表現で使用されるフィールド名と正規表現の例を参照してください。
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