はかりのプロパティダイアログ |
はかりのプロパティダイアログを使用して、はかりの接続設定の変更、はかりで物品の重量を取得する方法の設定、またはインストールされたはかりに関するコメントの追加を行うことができます。 はかりのプロパティダイアログには、以下のいずれかの方法でアクセスできます。
[管理] メニューから、はかりのプロパティダイアログを開くには
[はかり] プロパティページから、はかりのプロパティダイアログを開くには
データ入力フォームのコントロールをダブルクリックして、[はかり表示プロパティ] ダイアログを開きます。 または、コントロールのコンテキストメニューから [プロパティ] を選択します。
[プロパティ] ボタンをクリックして、はかりのプロパティダイアログを表示します。
次のタブを使用できます。
[全般] タブには、メーカーによって報告されたはかりのモデルを含めて、選択したはかりに関する一般情報が含まれています。 この情報の表示だけでなく、[全般] タブを使用して、以下のはかりのプロパティを変更できます。
名前:
コメント: 選択したはかりについて説明するオプションのテキストが含まれます。
次のオプションを使用できます。
接続オプション
接続の種類:
[接続の種類] を [シリアルポート] に設定すると、以下の設定を構成できます。
ポート: はかりをコンピュータに接続する COM ポートを指定します。
ビット/秒: 「ボー」(Baud) とも呼ばれ、データがデバイスからポートに流れる速度を設定します。 一般的な値は 2400、4800、9600、19200、38400 および 57600 で、9600 が最も一般的な既定の設定です。
データビット: シリアルポートを経由して送信される各文字をエンコードするために使用される「ビット」の数を定義します。 最も一般的な値は 8 です。
パリティ: エラー確認の目的で、文字のデータビットの後ろに余分なビットを送信します。 一般的な設定は奇数、偶数、なしです。
ストップビット: 送信された文字の末尾で、一時停止の長さを設定します。 最も一般的な値は 1 です。
フロー制御: データ送信の停止および再起動を制御します。 オプションには「ハードウェア」(RTS/CTS とも呼ばれます) または「X オン/X オフ」(「ソフトウェア」フロー制御とも呼ばれます) が含まれます。
[接続の種類] を [TCP/IP ネットワークポート] に設定すると、以下の設定を構成できます。
アドレス: はかりのネットワークの場所を指定します。 コンピュータ名 (つまり MyServer) または IP アドレス (つまり 192.168.1.101) を入力して、ネットワークの場所を指定できます。
ポート番号:
[詳細] タブには、はかりのプロパティダイアログの他のタブでは使用できない、選択したはかりの構成可能なオプションが含まれています。 通常、これらの設定は複雑で、はかりのユーザーマニュアルや技術サポートの担当者の指示によってのみ変更する必要があります。
安定重量オプション
制御方法:
自動: はかりに安定重量キャプチャのサポートが組み込まれる場合は、[自動] 設定が [はかりを使用] 設定のように機能します。 そうでない場合は、[自動] 設定が [PC を使用] 設定のように機能します。
PC を使用: 以下で選択する [最小重量]、[安定重量周期]、[最大分散] の設定に基づき、コンピュータを使用して安定重量をキャプチャします。
はかりを使用: はかりに組み込まれた設定を使用して、安定重量を決定します。 これらの設定を構成するには、はかりのユーザーマニュアルを参照してください。 このオプションは、安定重量キャプチャのサポートが組み込まれたはかりに接続している場合のみ使用できます。
最小重量: 安定重量を認識しながら、はかりに適用できる最小重量を指定します。
安定重量周期:
最大分散: 最大差異とは、[安定重量時間] 内の最低サンプル値と最高サンプル値との比率変更を指します。 比率変更が指定された値より小さい場合、重量は安定していると見なされます。 このオプションは、[制御方法] に [PC を使用] を選択した場合のみ使用できます。
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[安定重量周期] および [最大分散] の設定は、[制御方法] が [PC を使用] に設定されている場合、または [自動] に設定されていて、はかりに安定重量をキャプチャするための組み込みサポートがない場合に使用できます。 |
その他オプション
ポーリング間隔:
風袋重量制御方法: tare コマンドが制御される方法を説明します。 次のオプションを使用できます。
自動: はかりに組み込まれたサポートを使用して、はかりで風袋重量を設定および消去します。 選択したプロトコルが tare コマンドをサポートしていない場合は、PC を使用して tare コマンドと clear tare weight コマンドをシュミレートします。
PC を使用: コンピュータの設定を使用して、tare 関数と clear tare weight 関数をシミュレートします。 [リンクされたデータソース] プロパティページの [入力風袋重量] オプションを使用して、風袋重量を指定できます。
はかりを使用: はかりに組み込まれた設定を使用して、風袋重量を決定します。 これらの設定を構成するには、はかりのユーザーマニュアルを参照してください。
プロトコル: はかりに使用する重量コマンドのはかりのプロトコルを定義します。
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複数のプロトコルが追加されているユーザー定義のはかりのプロパティを設定する場合、[プロトコル] ドロップダウンリストを使用して、はかりに使用するプロトコルを選択できます。 ユーザー定義のはかりへのプロトコルの追加の詳細については、[ユーザー定義モデルのプロパティ] ダイアログの [全般] タブを参照してください。 |
単位: