ユーザー定義モデルのプロパティダイアログ

[全般] タブには、サポートされるプロトコルを含めて、選択したはかりのモデルに関する一般的な構成情報が含まれています。 この情報の表示だけでなく、[全般] タブを使用して、以下のはかりのプロパティを変更できます。

• 製造者: 選択したはかりのモデルの製造元を指定します。

• モデル: BarTender インタフェース全体で、選択したはかりを識別する名前を指定します。

このはかりでサポートされているプロトコル

このセクションでは、ユーザー定義のはかりのモデルでサポートされるプロトコルを使用可能なプロトコルのリストから選択できます。このはかりのプロトコルのリストには、BarTender と共にインストールされたすべてのプロトコルと [ユーザー定義プロトコルのプロパティ] ダイアログを使用して設定されたユーザー定義のプロトコルが含まれます。

• デフォルトのプロトコル: ユーザー定義のはかりのモデルに対して既定で使用されるプロトコルを指定します。

• 新規: [ユーザー定義プロトコルのプロパティ] ダイアログを開きます。ここでは、BarTender で使用できないはかりに対するはかりコマンドを定義できます。

• 削除: 選択したユーザー定義のプロトコルを使用できるプロトコルのリストから削除します。 一度削除すると、カスタムプロトコルはシステム上のあらゆるはかりのモデル、またはインストールされたはかりで使用できなくなります。

• 編集: [ユーザー定義プロトコルのプロパティ] ダイアログを開きます。このダイアログでは、選択したユーザー定義のプロトコルに対するはかりコマンドを変更できます。

[接続] タブでは、BarTender ではかりとの通信を開始および維持する方法を指定します。

• デフォルトの接続: BarTender が指定したモデルのはかりとの通信を最初に試行する方法を説明します。 使用できるオプションには、はかりとコンピュータを物理的に接続する [シリアルポート] に加えて、リモートまたはローカルのはかりがネットワーク経由で BarTenderと通信する [TCP/IP ネットワークポート] があります。

デフォルトのシリアルポート設定

• ビット/秒: 「ボー」(Baud) とも呼ばれ、データがデバイスからポートに流れる速度を設定します。 一般的な値は 2400、4800、9600、19200、38400 および 57600 で、9600 が最も一般的な既定の設定です。

• データビット: シリアルポートを経由して送信される各文字をエンコードするために使用される「ビット」の数を定義します。 最も一般的な値は 8 です。

• パリティ: エラー確認の目的で、文字のデータビットの後ろに余分なビットを送信します。 一般的な設定は奇数、偶数、なしです。

• ストップビット: 送信された文字の末尾で、一時停止の長さを設定します。 最も一般的な値は 1 です。

• フロー制御: データ送信の停止および再起動を制御します。 オプションには「ハードウェア」(RTS/CTS とも呼ばれます) または「X オン/X オフ」(「ソフトウェア」フロー制御とも呼ばれます) が含まれます。

デフォルトの TCP/IP ポート設定

• ポート番号: 選択したはかりへの接続について、BarTender が監視する TCP/IP ポートを定義します。