BarTender ドキュメントのパスワードダイアログ

[ファイル] メニューからアクセスできる [BarTender ドキュメントのパスワード] ダイアログでは、アクティブな BarTender ドキュメントのさまざまな側面を保護するパスワードを設定できます。 保護されたアクションをユーザーが実行しようとすると、パスワードを入力するよう求められます。 既定では、パスワードは定義されていません。

1 つまたは複数の「保護されたアクション」に対してパスワード保護を有効にすると、[閉じるまでドキュメントのパスワードを記憶] が有効になっている場合は、アプリケーションを終了して、再度開くまで CD Designer で通常どおりに作業を続けることができます。BarTender を再度開くと、設定したパスワード保護が適用され、アクションを完了するにはパスワードが要求されます。

さらに、[BarTender ドキュメントのパスワード] ダイアログにアクセスするためにもパスワードが必要になります。

パスワードの設定/変更

保護されたアクション

[保護されたアクション] セクションでは、ドキュメントで保護するアクションを選択できます。 保護されたアクションを実行する場合、ドキュメントのパスワードが求められます。 正しいパスワードを入力しないと、ユーザーはそのアクションを実行できません。 次のアクションを保護できます。

ClosedVB スクリプトを保護するには

  1. [BarTender ドキュメントのパスワード] ダイアログで [保護された VB スクリプトの編集] を有効にして [OK] をクリックします。

  2. 保護する VB スクリプトをスクリプトエディタで開きます

  3. エディタペインの下部で、[ドキュメントのパスワードで保護] を有効にします。 次回、ユーザーがこの VB スクリプトを開こうとすると、ドキュメントのパスワードの入力が要求されます。

閉じるまでドキュメントのパスワードを記憶

このオプションが選択されていると、パスワードの入力が一度だけ求められます。 正しいパスワードを入力すると、ドキュメントが開いている間、ドキュメントはロック解除された状態のままになり、ユーザーはパスワードを再入力しなくても保護されたすべてのアクションを実行できます。

このオプションがオフの場合は、保護されたアクションを実行するたびにパスワードの入力が求められます。 [テンプレートデザインの変更] アクションは例外で、正しいパスワードを一度入力すると、ドキュメントが開いている間、ユーザーはテンプレートを変更できます。