サポートされている区切りの種類

区切りの種類は、[データベースの設定] ダイアログの [オプション] タブから変更できます

BarTender では、テキストファイルに対して以下の区切り種類がサポートされます。

Closed複合した引用符とコンマ

[複合した引用符とコンマ] の区切り方はコンマ区切りだけでなく引用符とコンマ区切りファイルで機能するので、BarTender のデフォルト設定です。 dBASE の標準的な区切りテキストファイルの場合、通常、数値フィールドはコンマによって区切られ、文字列フィールドは二重引用符とコンマによって区切られます。 各行の最初のフィールドが dBASE プログラムの数値フィールドである場合、ファイルに対して保存されたデータは次のようになります。

0543166,"Oranges","Perishable"

17890,"Flower Pots","Breakable"

1203768,"Apples","Perishable"

1029384,"Bananas","Perishable"

ファイルには 4 行あるので、3 つの異なる種類のデータのある 4 つの異なる項目が印刷されます。

Closed引用符とコンマ

引用符とコンマ区切りテキストファイルの場合、個々のフィールドは引用符とコンマによって区切られます。 引用符とコンマ区切りファイルの例を以下に示します。

"0543166","Oranges","Perishable"

"17890","Flower Pots","Breakable"

"1203768","Apples","Perishable"

"1029384","Bananas","Perishable"

ファイルには 4 行あるので、4 つの異なる項目が印刷されます。 ファイルの各行はそれぞれのレコードについて 3 つのデータフィールドを含んでいます。 各フィールドは引用符で囲まれ、コンマによって相互に区切られています。 たとえば、最初のレコードは、0543166 という識別番号を含んでいます。 この番号はバーコードとして印刷されると思われます。 "Oranges" と "Perishable" というテキストフィールドも同じ印刷項目に表示されると思われます。 ほとんどすべてのデータベース、スプレッドシート、ワードプロセッサソフトウェアは、この形式でデータファイルを作成できます。

Closedコンマ

コンマ区切りテキストファイルの場合、個別フィールドはコンマによって区切られます。 コンマ区切りファイルの例を以下に示します。

0543166,Oranges,Perishable

17890,Flower Pots,Breakable

1203768,Apples,Perishable

1029384,Bananas,Perishable

ファイルには 4 行あるので、3 つの異なる種類のデータのある 4 つの異なる項目が印刷されます。

2 行目の 2 番目のフィールドにある "Flower" と "Pots" という単語の間にはスペースがあります。 コンマ区切りは、スペースがフィールド内のデータ文字の間に埋め込まれている限り、スペースを識別します。 しかし、個々のフィールドのデータに印刷対象の「先行」または「後続」スペースが含まれる場合、引用符とコンマ区切りを使用する必要があります。 コンマ区切りでは、すべての先行スペースと後続スペースが自動的に除去されます。

ClosedTab

タブ区切りでは、フィールドの間を区切るためにタブ文字が使用されます。 タブ区切りファイルの例を以下に示します。

0543166 Oranges Perishable

17890 Flower Pot Breakable

1203768 Apples Perishable

1029384 Bananas Perishable

ファイルには 4 行あるので、3 つの異なる種類のデータのある 4 つの異なる項目が印刷されます。

Closedユーザーが定義した区切り文字

任意に指定した単一の区切り文字を使用して、単一行の情報を区切ることができます。 ユーザーが定義した区切り文字を使用したファイルの例を以下に示します。この例では、フィールド区切り文字としてコロンが使用されています。

0543166:Oranges:Perishable

17890:Flower Pots:Breakable

1203768:Apples:Perishable

1029384:Bananas:Perishable

ファイルには 4 行あるので、3 つの異なる種類のデータのある 4 つの異なる項目が印刷されます。

Closed固定幅

固定幅フィールドのテキストファイルでは、レコード内の各フィールドが、レコードの先頭から数えて決まった数の文字位置で始まります。 このため、区切り文字を使用して各フィールドを区切る必要がありません。

固定幅フィールドのレコードの例を以下に示します。 各レコードの最初のフィールドには 8 つの文字位置が設定されています。また、2 番目と 3 番目のフィールドにはそれぞれ 10 の文字位置が設定されています。 2 番目のレコードを見ると、"Cantaloupe" と "Perishable" を区切る区切り文字がありません。 常に 19 番目の文字が 3 番目のフィールドの先頭として認識されるようドキュメントを設定できるので、区切り文字は必要ありません。

0543166 Oranges Perishable

17890 CantaloupePerishable

1203768 Apples Perishable

1029384 Bananas Perishable

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