新しいレコード検出プロパティページ |
[新しいレコード検出] プロパティページでは、Integration Service がデータベース統合のデータベース更新を検出する方法を設定できます。
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データベース統合は、XML および SAP IDoc データベースプロバイダでサポートされていません。 |
データベース接続
データベース接続設定:[データベース設定ウィザード] が起動し、Integration Service で監視するデータベースに接続できます。[データベース設定ウィザード] の使用方法の詳細については、「データベースの設定ダイアログ」を参照してください。
データベース種類:データベース接続設定を完了した後にデータベース種類が表示されます。
場所:データベース接続設定を完了した後にデータベースの場所が表示されます。
ポーリング間隔:Integration Service がデータベース変更をチェックする頻度を指定します。
新しいレコード検出方法
新しいレコード検出オプションを使用すると、Integration Service で検出されるデータベーストリガイベント、および処理されるデータベースレコードを指定できます。
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テキストファイル、Microsoft Excel、Microsoft Access などのテキストベースのデータベース種類の場合、Integration Builder は、[フィールドには増加値があります] および [フィールドにはより新しいタイムスタンプがあります] の新しいレコード検出方法のみをサポートします。 |
すべてのレコードを使用し、終了後削除:Integration Service では、指定したデータベース内のすべてのレコードが処理されてから、削除されます。BarTender で書き込み可能で、かつ監視対象テーブルにプライマリキーがあるデータベース接続で使用できます。
他のテーブルにコピー:処理されたレコードが他のテーブルにコピーされてから、元のテーブルから削除されます。
テーブル:処理済みのデータベースレコードをコピーするテーブルを指定します。
フィールドには増加値があります:Integration Service では、指定したフィールドの値が増えていないかが監視されます。
フィールド:監視するフィールドを指定します。このフィールドは自動増分 ID 番号など、値が増分する数値フィールドである必要があります。
最後の値:Integration Service が監視する値を指定します。このフィールドは、次のように手動または自動で入力できます。
フィールドに手動で入力するには、統合をトリガする値を入力します。たとえば、データベースに値 1 ~ 5 の行が含まれている場合、[最後の値] フィールドに 3 を入力すると、3 以降から統合がトリガされます。
フィールドに自動で入力するには、[最後に入力したフィールド値にリセットする] をクリックします。Integration Service では、指定したデータベースフィールドで最高値が検索され、その値に 1 を加えた値が [最後の値] フィールドに自動入力されます。その後、増分値が監視されます。
最後に入力したフィールド値にリセットする:Integration Service では、指定したデータベースフィールドで最高値が検索され、その値に 1 を加えた値が [最後の値] フィールドに自動入力されます。この増分値は、[予期される次の値] フィールドにも表示されます。
予期される次の値:Integration Service が統合をトリガするために使用する値を指定します。この値は、次の方法で自動的に更新されます。
統合をトリガする
[最後の値] フィールドに値を手動で追加し、ページ上の他のフィールドをクリックする
[最後に入力したフィールド値にリセットする] をクリックする
フィールドにはより新しいタイムスタンプがあります:Integration Service では、指定したフィールドのタイムスタンプが更新されていないかが監視されます。
フィールド:監視するフィールドを指定します。このフィールドは、レコードを一意に識別し、レコードが作成または更新されるたびに値が増分する必要があります。
最後の値:Integration Service が監視するタイムスタンプを指定します。このフィールドは、次のように手動または自動で入力できます。
フィールドに手動で入力するには、統合をトリガする値を入力します。
フィールドに自動で入力するには、[最後に入力したフィールド値にリセットする] をクリックします。Integration Service では、指定したデータベースフィールドで最高値が検索され、その値に最小時間単位の 1 を加えた値が [最後の値] フィールドに自動入力されます。その後、増分値が監視されます。
最後に入力したフィールド値にリセットする:Integration Service では、指定したデータベースフィールドで最新のタイムスタンプ値が検索され、その値に最小単位の 1 を加えた値が [最後の値] フィールドに自動入力されます。この増分値は、[予期される次のタイムスタンプ] フィールドにも表示されます。
予期される次のタイムスタンプ:Integration Service が統合をトリガするために使用するタイムスタンプ値を指定します。この値は、次の方法で自動的に更新されます。
統合をトリガする
[最後の値] フィールドに値を手動で追加し、ページ上の他のフィールドをクリックする
[最後に入力したフィールド値にリセットする] をクリックする
フィールドには指定された値があります:Integration Service では、指定したフィールドの値が特定の値であるかが監視されます。さらに、そのフィールドで特定の値が見つかった各レコードが処理されます。このオプションは、データベース接続が更新可能で、かつ監視対象テーブルにプライマリキーがある場合に使用できます。BarTender からの書き込みが可能で、監視対象テーブルにプライマリキーがあるデータベース接続で使用できます。
フィールド:監視するフィールドを指定します。
値:Integration Service によって監視される特定のフィールドの値を指定します。
処理後にフィールドを更新:Integration Service では、監視対象フィールドが更新され、検出された値が新しい値に置き換えられます。監視対象フィールドの値が更新されると、データベースが Integration Service によって次にポーリングされるまで、レコードは再処理されません。このオプションは、監視対象テーブルにプライマリキーがある場合に使用できます。更新するレコードを正確に特定するためには、プライマリキーが必要です。
新しい値:レコードの処理後、監視対象フィールドを更新する値を指定します。
失敗時のアクション
これらのオプションを使用すると、1 つ以上の統合操作が失敗した場合にデータベースレコードに対して実行する操作を指定できます。
このデータベースレコードのすべての操作を再試行:データベースレコードのすべての操作が再試行されます。
このデータベースレコードをスキップ:データベースレコードはスキップされます。
他のテーブルにコピー:スキップされたレコードは、後の処理またはロギングの目的で別のデータベーステーブルにコピーされます。リストでは、レコードをコピーするテーブルを選択できます。このテーブルには、ソーステーブルと同じテーブルスキーマが必要です。