BarTender ファイルおよびフォルダの管理

管理者は、BarTender でアプリケーション固有のファイルを保存する場所を指定できます。BarTender でドキュメント、画像、スクリプトを保存および取得する既定のディレクトリを設定することもできます。これらの場所 (ローカルコンピュータ、ネットワーク上、またはLibrarian 内) は、Administration Console の[ファイルの保存場所] ページで定義します。

Closed既定のファイルの保存場所を設定するには

  1. Administration Console を開きます。これを行うには、[ツール] メニューの [Administration Console] をクリックします。または、Windows の [スタート] ボタンをクリックし、アプリのリストで BarTender 2021 フォルダをクリックして展開し、Administration Console アイコンをクリックします。

  2. ナビゲーションウィンドウで、[ファイルの保存場所] をクリックして [ファイルの保存場所] ページを開きます。

  3. 設定するフォルダまたはファイルの保存場所を検索して選択します。

  4. [場所変更] をクリックします。

  5. [フォルダの参照] ダイアログで、BarTender でファイルの保存と取得を行うディレクトリを参照します。設定ファイルの場合、設定ファイルのファイル名も入力します。

  6. [OK] をクリックして [フォルダの参照] ダイアログを閉じます。

  7. [適用] をクリックして設定を適用します。[OK] をクリックすると、設定が適用されて Administration Console が閉じます。

定義したすべての場所は、インストールされている複数の BarTender インスタンス間で転送できます。現在定義されている場所を XML ファイルに保存するには、[設定のエクスポート] を選択して目的のエクスポート先を指定します。保存した XML ファイルは、別の BarTender インスタンスで [設定のインポート] オプションを使用して読み込むことができます。

Librarian の使用

Librarian を使用すれば、さまざまなハードドライブにファイルを分散的に保存するのではなく、一元的なデータベースにファイルを保存できるので、ファイルのトレースと管理が容易になります。ファイルのチェックインおよびチェックアウト処理が行われるので、別のユーザーが変更内容を上書きすることが防止されます。改訂制御を使用して、1 つのファイルに対して行われたすべての変更のコピーを保持できるので、どの変更がどのユーザーによっていつ行われたかという履歴を参照できるだけでなく、以前のバージョンのコピーを取得することや、必要に応じて古いバージョンにロールバックすることもできます。Librarian 内のファイルにアクセスできるユーザーおよびユーザーに許可する操作は、Administration Console のセキュリティ設定で制御できます。

詳細については、BarTender ヘルプシステムの「Librarian」セクションを参照してください。