リモート BarTender System Database のメンテナンス

情報が記録されるにつれ、BarTender System Database のサイズが増加します。Administration Console の [メンテナンス] ページを使用して BarTender System Database の内容をローカルで管理することはできますが、リモートソースから定期的にメンテナンスを行う必要がある場合があります。また、リモートデータベースをバックアップしたり、データベースの内容を再インデックス化する必要がある場合もあります。古いデータベースレコードの削除などの定期的なタスクには、SQL Server Management Studio のメンテナンス プランウィザードを使用できます。

Maintenance Plan ウィザードを使用するには、Microsoft SQL Server 2005 Service Pack 2 (SP2) 以上のバージョンの SQL Server がインストールされている必要があります。また、クライアントツールコンポーネントがインストールされていることを確認してください。

使用可能なデータベースメンテナンスプランを特定するには、SQL Server Management Studio を開いて、リモートデータベースがあるサーバーに接続します。オブジェクトエクスプローラの SQL Server 名で [管理] を展開し、[メンテナンスプラン] をクリックします。データベースのバックアップやデータベース内のレコードのインデックス化などの定期的なメンテナンスタスクを BarTender System Database で実行するために、メンテナンスプランをスケジュールすることができます。

ニーズに合ったメンテナンスプランがない場合は、[メンテナンスプラン] フォルダのコンテキストメニューからアクセスできる SQL Server メンテナンスプランウィザードを使用して新しい計画を作成できます。ウィザードを実行すると、既存のメンテナンスプランを変更して追加のタスクを追加できます。

次の例では、5 日以上経過した BarTender System Database のレコードを削除する既存のメンテナンスプランを変更する方法を説明しています。

閉じたメンテナンスプランを変更するには (例)

  1. SQL Management Studio の [オブジェクトブラウザ] で [管理] フォルダの [メンテナンスプラン] サブディレクトリで目的のメンテナンスプランを特定します。

  2. メンテナンスプランのコンテキストメニューを開いて [変更] をクリックします。選択したメンテナンスプランのすべてのタスクを含むデザインエリアが表示されます。

  3. ツールボックスから [T-SQL ステートメントの実行タスク] を描画サーフェイスにドラッグします。

  4. 既存のタスクから矢印を新しい [T-SQL ステートメントの実行タスク] につなげます。

  5. [T-SQL ステートメントの実行タスク] をダブルクリックして、タスクを編集します。

  6. テキストフィールドで、任意の SQL スクリプトを入力します。次のコードは、5 日以上経過した BarTender データベースレコードを削除します。

    DECLARE @timeThreshold int

    DECLARE @timeUnits int

    DECLARE @recordType nvarchar(1024)

    DECLARE @recordType nvarchar(1024)
    DECLARE @useLock int
    DECLARE @lockHost nvarchar(1024)

    DECLARE @result int

    DECLARE @numRows int

    --過去のユニット数を選択します

    SET @timeThreshold = 5

    --ここで、0 = 日、1 = 週、2 = 月

    SET @timeUnits = 0

    SET @recordType = N'ALLR' --すべてのレコードの種類

    EXEC dbo.SpDeleteOlderRecords @timeThreshold, @timeUnits, @recordType

サポートされている SQL スクリプトおよびストアドプロシージャの詳細については、「ストアド SQL プロシージャ」を参照してください。