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Windows TrueType フォントテクノロジにより、以前は PostScript レーザープリンタでしか使用できなかったデザイナー書体をサーマルプリンタでも印刷できるようになりました。しかし、サーマルプリンタでは、通常、グラフィックとして TrueType フォントを操作して印刷できますが、特にシリアルポートを使用して印刷する場合はダウンロードと印刷に長い時間がかかることがあります。

プリンタ速度の向上

印刷時、選択した TrueType フォントは、[最も近いプリンタフォントで代用する] オプションによって最も類似する組み込みのプリンタフォントで置き換えられます。対象のテキストが項目ごとに変わる場合、印刷するドキュメントの複雑さに応じて項目の印刷速度が大幅に向上します。

サーマルプリンタに印刷するように設定されたドキュメントのテンプレートを初めてデザインする場合、作成したテキストフィールドは、使用するプリンタに組み込まれているフォントに自動的に設定されます。この場合、フォントの取り換えは行われません。しかし、レーザープリンタや別のメーカーのサーマルプリンタを使用するテンプレートをデザインする場合、フォントの取り換えが有効でなければ、テキストは TrueType フォントで印刷されます。

TrueType フォントの取り換えを使用すると、単一のテンプレートを作成し、これを複数のメーカーのサーマルプリンタで高速印刷できます。特定のプリンタごとに異なるテンプレートを設定する必要はありません。

印刷時 TrueType フォント警告

テンプレート上の 1 つ以上のオブジェクトが TrueType フォントを使用して印刷するよう設定されている場合は、印刷ジョブの開始時に警告が表示されます。詳細については、「TrueType フォント警告ダイアログ」を参照してください。

関連トピック

• フォントについて