セキュリティプロパティページ

[セキュリティ] プロパティページは、エンコード後にタグをロックするなどのセキュリティ機能をサポートする RFID タグの [エンコーダのプロパティ] ダイアログにあります。これらのアクセス制御設定はプリンタドライバの [RFID オプション] ページでグローバルにサポートされますが、[セキュリティ] プロパティページでは、ドキュメントごとに異なるパスワードを指定することや、データベースレコードごとに異なるパスワードを指定することができます。

使用中のパスワードだけは、データベースレコードごとに変更できます。操作されているブロック (ロック、ロック解除など) は、レコードごとに変更できません。たとえば、[EPC ブロック] を [ロック] に設定すると、毎回ロックが試みられますが、ロックに使用するパスワードはデータベースソースからレコードごとに取得できます。

アクセス制御

[セキュリティ] プロパティページで使用できるアクセス制御設定は、選択した RFID タグに応じて異なります。

ClosedEPC Gen 2 (ISO 18000-6C) タグ

EPC Gen 2 (ISO 18000-6C) タグの場合、アクセス制御設定は、特定のメモリブロックを開くかロックするかを指定します。使用できる特定のメモリブロック、およびこれらのメモリブロックに対して指定できる使用可能な設定は、ドキュメントに対して選択したプリンタに応じて異なります。メモリブロックがロックされている場合、エンコーダは、指定されたメモリブロックのデータを変更できません。

アクセスパスワード

キルパスワード

ClosedPJM タグ

PJM タグの場合、[アクセス制御] 設定は、特定のメモリブロックを開くかロックするかを指定します。使用できる特定のメモリブロック、およびこれらのメモリブロックに対して指定できる使用可能な設定は、ドキュメントに対して選択したプリンタに応じて異なります。メモリブロックがロックされている場合、エンコーダは、指定されたメモリブロックのデータを変更できません。