ライブラリを編集ダイアログ |
[ライブラリを編集] ダイアログでは、新しいフレーズライブラリの作成、または既存のフレーズライブラリの編集を行うことができます。このダイアログにアクセスするには、ツールボックスの [データソース] ペインの [ライブラリ] を右クリックして [新しいライブラリを作成] をクリックするか、[ライブラリ] の下に表示されている既存のライブラリを右クリックして [ライブラリを編集] をクリックします。ライブラリを保存すると、Data Builder データベースの一部として保存されます。既存のデータベースを保存するか、新しいデータベースを作成することができます。
[ライブラリを編集] ダイアログの上部に既定で表示されるクイックアクセスツールバーには、次のコントロールが含まれています。
:前の操作を元に戻します。
:以前に元に戻した操作をやり直します。
:クイックアクセスツールバーをダイアログ上部の既定の位置からリボンの下へ、またはリボンの下からウィンドウ上部へ移動します。
[ライブラリを編集] ダイアログには、次のコンポーネントが含まれています。
[ホーム] タブリボンでは、次のオプションを使用できます。
言語の追加:[新しい言語を選択] ダイアログが開き、追加する言語を選択できます。
言語の削除:選択した言語をフレーズライブラリから削除します。
貼り付け:クリップボードの行またはセルを貼り付けます。
切り取り:選択した行またはセルを切り取り、クリップボードに配置します。
コピー:選択した行またはセルをコピーし、クリップボードに配置します。
データをクリア:ライブラリからすべてのデータを削除します。
インポート:CSV (コンマ区切り値) 形式または TMX (Translation Memory Exchange) 形式のフレーズライブラリをデータベースにインポートします。
エクスポート:選択したライブラリを CSV または TMX 形式のフレーズライブラリに保存します。
言語 1:データペインに表示される 2 つの言語の最初の言語を指定します。 オプションに [2 つの言語] が選択されている場合に使用できます。
言語 2:データペインに表示される 2 つの言語の 2 番目の言語を指定します。 オプションに [2 つの言語] が選択されている場合に使用できます。
自動翻訳:[自動翻訳:言語を選択] ダイアログが開き、テキスト内容を自動翻訳する言語を選択できます。
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自動翻訳は、機械翻訳を使用してフレーズを目的の言語に変換します。結果は不正確な場合があります。この機能は、人間による翻訳の開始ポイントとして使用することをお勧めします。 機械翻訳が使用できない言語もあります。 |
:次のようにデータペインに表示する項目を指定します:
[すべてのフィールド] が選択されている場合、フレーズライブラリのすべての行と列が表示されます。
[2 つの言語] が選択されている場合、ID 列と 2 つの言語列が表示されます。[言語 1] リストと [言語 2] リストを使用して、表示する言語を選択できます。
[単一項目] が選択されている場合、単一項目のすべての値が表示され、編集できるようになります。ペインの下部にあるレコードナビゲータバーを使用して、表示および編集する項目を選択します。
および :リボンのシンプルビューとクラシックビューを切り替えます。シンプルビューでは、アイコンが小さくなります。このビューでは、アイコンのラベルテキストが表示されなくなりますが、アイコンをポイントするとラベルテキストが表示されます。
データペインには、選択したフレーズライブラリ内のフレーズがテーブル形式で表示されます。新しいフレーズライブラリを作成すると、表示される既定のライブラリには、[ID] 列、既定の言語の列、およびオプションの [カテゴリ]、[タグ]、[コメント] 列が含まれます。テキストをテーブルセルに入力するか、外部ファイルからインポートしてライブラリにテキストを追加することができます。既定の ID は変更できますが、テーブル内の各 ID は一意である必要があります。
新しい言語の列を追加するには、[言語の追加] をクリックし、[新しい言語を選択] ダイアログで目的の言語を選択します。[自動翻訳] 機能を使用して、ライブラリ内のフレーズを自動的に翻訳できます。
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自動翻訳は、機械翻訳を使用してフレーズを目的の言語に変換します。結果は不正確な場合があります。この機能は、人間による翻訳の開始ポイントとして使用することをお勧めします。 機械翻訳が使用できない言語もあります。 |
フレーズの追加、または既存のフレーズの編集を行うには、目的のテーブルセルをクリックして新しい内容を入力します。
列ヘッダーを右クリックすると、次のオプションを使用できます。
昇順の並べ替え:選択したフィールドのデータを基準にデータベースレコードを昇順 (A-Z、0-9) で並べ替えます。
降順の並べ替え:選択したフィールドのデータを基準にデータベースレコードを降順 (Z-A、9-0) で並べ替えます。
並べ替えをクリア:選択した列に適用されている並べ替えをクリアします。選択した列が昇順または降順で並べ替えられている場合に使用できます。
すべての並べ替えをクリアします:すべてのカスタム並べ替えをクリアし、ペインの内容を既定の順序で表示します。並べ替えが使用されている場合に使用できます。
この列でグループ化:選択した列ですべてのレコードをグループ化します。レコードのグループ化を解除するには、グループ化基準ボックスを使用します。
グループ化基準ボックスを表示/非表示:グループ化基準ボックスを表示または非表示にします。詳細については、「グループ化基準ボックスの使用」を参照してください。
ベストフィット:選択した列のサイズを変更し、そのフィールドのすべてのテキストが表示される幅に設定します。
ベストフィット (すべての列):すべての列のサイズを変更し、列の各フィールドのすべてのテキストが表示される幅に設定します。
フィルタエディタ:[フィルタエディタ] ダイアログが開き、フィルタの条件式を作成できます。
フィルタを作成した後、データペインの下部に表示されるオプションを使用して、フィルタを削除、無効化、または編集することができます。
検索パネルを表示/非表示:[検索] パネルを表示または非表示にします。このパネルには、フレーズライブラリテーブルの項目を検索するために使用できる検索ボックスが含まれます。
行の自動フィルタを表示/非表示:自動フィルタ行が表示され、結果セットの項目をフィルタ処理できます。
パネルの下部にあるレコードナビゲータバーを使用して、フレーズライブラリ内のレコードをすばやく参照して見つけることや、データの新しい行の追加、および選択した行の削除を行うことができます。データの編集、編集内容の保存、編集内容を元に戻すこともできます。
このコンポーネントを使用して、フレーズライブラリの内容を作成および管理できます。
次のいずれかの方法を使用します。
フレーズを手動で入力します。そのためには、データペインで空のセルをクリックし、そのフィールドのフレーズを入力し、キーボードの Tab キーを押して次のフィールドのデータを入力します。
行またはセルをコピー (または切り取り) して貼り付けます。そのためには、データペインで目的の行またはセルを選択し、リボンで [コピー] (または [切り取り]) をクリックします。[セルのコピー] または [行のコピー] (または [セルの切り取り] または [行の切り取り]) を選択して、空のセルをクリックします。[貼り付け] をクリックします。
インポート機能を使用して、CSV (コンマ区切り値) 形式または TMX (Translation Memory Exchange) 形式のフレーズライブラリをインポートします。これを行うには、次の手順を実行します。
リボンで [インポート] をクリックし、目的のフレーズライブラリのファイル形式に応じて [フレーズライブラリ (CSV)] または [フレーズライブラリ (TMX)] を選択します。
ウィザードの手順に従って、インポートするフレーズライブラリを選択します。
項目にカテゴリを追加するには、[カテゴリ] の下で目的のセルをクリックしてカテゴリを入力します。
項目からカテゴリを削除するには、カテゴリを選択して Backspace
キーまたは Delete
キーを押します。
項目にタグを追加するには、[タグ] の下で目的のセルをクリックしてタグを入力します。その後、別のセルをクリックするか、コンマを入力します。または、Tab
キーを押します。
1 つの項目に複数のタグを追加するには、[タグ] の下で目的のセルをクリックしてタグを入力します。各タグはコンマで区切ります。セルで表示できる以上の数のタグを入力した場合、別のセルをクリックし、最初のセルを拡張してすべてのタグを表示することができます。
項目からタグを削除するには、削除するタグの をクリックします。
項目にコメントを追加するには、[コメント] の下で目的のセルをクリックしてコメントを入力します。セルで表示できるよりも長いコメントを入力した場合、別のセルをクリックし、最初のセルを拡張してコメント全体を表示することができます。
項目からコメントを削除するには、コメントを選択して Backspace
キーまたは Delete
キーを押します。
データペインで次のいずれかの方法を使用します。
削除する行を選択し、Delete
キーを押します。
削除する行を選択し、レコードナビゲーションバーの をクリックします。
削除する行を選択し、リボンの [切り取り] をクリックします。
リボンで [データのクリア] をクリックします。フレーズライブラリからデータのすべての行が削除されます。
データペインで次のいずれかの方法を使用します。
削除するテキストを選択して右クリックし、[削除] をクリックします。
テキストをダブルクリックして、Delete
または Backspace
キーを押します。
データペインで、移動するフィールドの列ヘッダーをクリックし、目的の場所にドラッグします。
データペインで、並べ替えるフィールドの列ヘッダー右クリックし、[昇順の並べ替え] または [降順の並べ替え] をクリックします。
リボンで [言語の追加] をクリックし、[新しい言語を選択] ダイアログで目的の言語を選択します。
リボンで [自動翻訳] をクリックします。
[自動翻訳:言語を選択] ダイアログの [翻訳元の言語] リストから翻訳元の言語を選択し、[翻訳先の言語] リストで翻訳先の言語を選択します。目的の言語がリストに含まれていない場合は、 をクリックして [新しい言語を選択] ダイアログを開いて言語を選択します。
翻訳されていないフレーズのみを翻訳するには、[翻訳されていないフレーズのみ] チェックボックスを選択します。
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このチェックボックスを選択しない場合、機械翻訳の処理ではフレーズライブラリ内のすべての語句が評価され、機械翻訳が使用可能なすべての言語で自動的に更新されます。翻訳した語句を手動で追加または編集した場合、その語句は機械翻訳処理によって上書きされます。 |
[翻訳] をクリックします。
削除する言語の列ヘッダーをクリックして、リボンの [言語を削除] をクリックします。
フレーズライブラリをコンマ区切り値 (CSV) ファイルにエクスポートするには
リボンで [エクスポート] をクリックし、[フレーズライブラリ (CSV)] をクリックします。
[CSV ファイル名を選択] ダイアログでファイルのエクスポート先を参照し、ファイル名を入力して [保存] をクリックします。
フレーズライブラリを TMX (Translation Memory Exchange) ファイルにエクスポートするには
リボンで [エクスポート] をクリックし、[フレーズライブラリ (TMX)] をクリックします。
[言語を TMX ファイルにエクスポート] ダイアログでエクスポートする言語を選択し、[参照] をクリックしてファイルのエクスポート先を参照します。ファイル名を入力して [保存] をクリックします。
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[カテゴリ]、[タグ]、および [コメント] フィールドは TMX 形式でサポートされないのでエクスポートされません。 |
[OK] をクリックして、[言語を TMX ファイルにエクスポート] ダイアログを閉じます。