記号または特殊文字の挿入ダイアログ

[記号] タブは、どちらの方法でダイアログを開いても表示されます。

[記号] タブを使用して、標準のキーボードでは入力できない文字や記号を始めとして、さまざまなフォントの文字および記号をテンプレートおよびフォームに挿入できます。

[記号] タブでは、Seagull Scientific が提供する独自の TrueType フォントのコレクションにアクセスして、業界固有のシンボルをテンプレートおよびデータ入力フォームで使用できます。これらのフォントの詳細については、「Seagull の記号フォント」を参照してください。

[記号] タブでは、次のオプションを使用できます。

• フォント:文字を選択するフォントファミリを指定します。Seagull 記号フォントは業界または用途 (電気、危険、衣類の取り扱い、警告など) で整理されています。

• サブセット:表示するフォントファミリの文字のサブセットを指定します。

• 文字のショートカットキー:キーボードショートカットで記号または特殊文字を挿入できる場合、[最近使用した文字] の上に表示されます。それ以外の場合、この領域には、特殊文字の説明が表示されます。ショートカットキーの使用方法の詳細については、「Seagull の記号フォント」を参照してください。

• Unicode:選択した文字の Unicode 値が表示されます。Unicode 値は、文字の XML や HTML などのスクリプティング言語でエンコードするために使用される一意の数値です。Unicode 値で記号を検索するには、このフィールドに Unicode 値を入力します。

• 最近使用した文字:最近使用した文字のリストが表示されます。

• サイズ:[記号または特殊文字の挿入] ダイアログに表示される記号のサイズを指定します。ダイアログで記号のサイズを変更しても、テンプレートに挿入される記号のサイズは変更されません。

[キャラクターの設定] タブは、[データソース] プロパティページからダイアログを開いた場合に使用可能です。

「制御文字」は、関数を実行する入力不可能な文字です。たとえば、プリンタコード出力で復帰改行が読み取られるように、<CR> 文字を挿入する必要がある場合があります。サポートされている文字は、次の表に一覧表示されます。

制御文字は、プリンタコードテンプレートを作成および変更する場合に [区切り文字の値] ダイアログで見つけることもできます。

文字名	表示	ASCII 値	16 進数の値
Null 文字	<NUL>	00	00
見出しの始め	<SOH>	01	01
本文の始め	<STX>	02	02
本文の終わり	<ETX>	03	03
送信の終わり	<EOT>	04	04
問い合わせ	<ENQ>	05	05
肯定応答	<ACK>	06	06
ベル	<BEL>	07	07
バックスペース	<BS>	08	08
水平タブ	<HT>	09	09
ラインフィード	<LF>	10	0A
垂直タブ	<VT>	11	0B
フォームフィード	<FF>	12	0C
キャリッジリターン	<CR>	13	0D
シフトアウト	<SO>	14	0E
シフトイン	<SI>	15	0F
データリンクエスケープ	<DLE>	16	10
デバイスコントロール 1 (XON)	<DC1>	17	11
デバイスコントロール 2	<DC2>	18	12
デバイスコントロール 3 (XOFF)	<DC3>	19	13
デバイス コントロール 4	<DC4>	20	14
否定応答	<NAK>	21	15
同期アイドル	<SYN>	22	16
送信ブロックの終わり	<ETB>	23	17
キャンセル	<CAN>	24	18
ミディアムの終わり	<EM>	25	19
代替	<SUB>	26	1A
エスケープ	<ESC>	27	18
セパレータ	<FS>	28	1C
グループ区切り	<GS>	29	1D
レコード区切り	<RS>	30	1E
ユニット区切り	<US>	31	1F
削除	<DEL>	127	7F