クラウドストレージページ

クラウドストレージ設定は、BarTender System Database に保存されています。 このため、クラウドストレージオプションを含む統合をリモートコンピュータに展開するには、統合を展開するコンピュータが接続しているものと同じ BarTender System Database インスタンスにターゲットサーバーが接続されている必要があります。

Administration Console の [インテグレーション] ノードを展開し [クラウドストレージ] をクリックすることでアクセスできる [クラウドストレージ] ページから、1 つまたは複数のクラウドの場所に接続し、これらの場所に保存されているデータを各統合やその操作に使用することができます。

[クラウドストレージ] ページは、[場所] ペインとプロパティペインで構成されいます。[場所] ペインでは、すでに追加したクラウドの場所を表示および選択できます。プロパティペインでは、[場所] ペインで現在選択されているクラウドの場所のプロパティを設定できます。

最初のクラウドストレージの場所を追加するまで、このページにペインは表示されません。 この場合、 [追加] をクリックしてクラウドの場所の追加を開始します。 下記の手順を参照してください。

プロパティペインは動的で、使用できるプロパティは、[場所] ペインで選択したクラウドストレージの場所の種類によって以下のように異なります。

ClosedAmazon S3

Amazon S3 クラウドストレージの場所の種類を使用すると、Amazon S3 アカウントにアクセスできます。 Amazon S3 (Simple Storage Service) は、Amazon Web Services (AWS) によって提供されるオンラインファイルストレージの Web サービスです。

Amazon S3 クラウドストレージの種類を追加する場合は、以下のプロパティを設定します。

ClosedDropbox

Dropbox クラウドストレージの場所の種類を使用すると、Dropbox アカウントにアクセスできます。 Dropbox は、www.dropbox.com が提供するクラウドストレージサービスです。

Dropbox クラウドストレージの種類を追加する場合は、以下のプロパティを設定します。

ClosedMicrosoft OneDrive

Microsoft OneDrive クラウドストレージの場所の種類を使用すると、Microsoft OneDrive アカウントにアクセスできます。 OneDrive は、Microsoft Windows 10 および Office 365 の既定のオンラインストレージと同期サービスです。

Microsoft OneDrive クラウドストレージの種類を追加する場合は、以下のプロパティを設定します。

ClosedFTP

FTP クラウドストレージの場所の種類を使用すると、FTP プロトコルを使用して FTP サーバー上にあるファイルにアクセスできます。

このクラウドストレージの種類を追加する場合は、以下のプロパティを設定します。

ClosedFTP over SSL/TLS (FTPS)

FTP over SSL/TLS (FTPS) クラウドストレージの場所の種類を使用すると、SSL/TLS を使用して FTP サーバー上にあるファイルに安全にアクセスできます。

このクラウドストレージの種類を追加する場合は、以下のプロパティを設定します。

ClosedSecure FTP (SFTP)

Secure FTP (SFTP) クラウドストレージの場所の種類を使用すると、FTP プロトコルを使用して FTP サーバー上にあるファイルに安全にアクセスできます。

このクラウドストレージの種類を追加する場合は、以下のプロパティを設定します。

ClosedWebDAV

WebDAV クラウドストレージの場所の種類を使用すると、WebDAV を使用して HTTP サーバー上にあるファイルにアクセスできます。 WebDAV (World Wide Web Distributed Authoring and Versioning) は、Web 上の共同作業認証のための Internet Engineering Task Force (IETF) 標準です。

WebDAV クラウドストレージの種類を追加する場合は、以下のプロパティを設定します。

以下の手順では、クラウドストレージの場所の追加および削除方法を説明します。

Closedクラウドストレージの場所を追加するには

  1. Administration Console の左側のナビゲーションウィンドウで、[インテグレーション] をクリックしてノードを展開します。

  2. [インテグレーション] で、[クラウドストレージ] をクリックしてページを開きます。

  3. [追加 ] をクリックして必要なストレージを選択し、[場所] ペインに追加して、プロパティペインにプロパティを表示します。

  4. 新しいクラウドストレージの場所のプロパティを設定します。

  5. [適用] をクリックして、変更を保存します。 または、[OK] をクリックして変更を保存し、Administration Console を閉じます。

Closedクラウドストレージの場所を削除するには

  1. Administration Console の左側のナビゲーションウィンドウで、[インテグレーション] をクリックしてノードを展開します。

  2. [インテグレーション] で、[クラウドストレージ] をクリックしてページを開きます。

  3. [場所] ペインで、削除するクラウドストレージの場所を選択します。

  4. 場所名の右側にある をクリックして削除します。

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