コマンドラインパラメータを使用したウィザードの実行

System Database ウィザードを使用して、既存の BarTender System Database に接続したり、既存の BarTender System Database をアップグレードしたり、新たに BarTender System Database を作成することができます。 System Database ウィザードは Windows のコマンドラインから起動でき、コマンドラインパラメータを使用してインストール設定をカスタマイズできます。 System Database ウィザードを実行するコマンドラインの構文は以下の通りです。

SystemDatabaseWizard.exe [パラメータ]

"SystemDatabaseWizard.exe" と最初のパラメータの間にはスペースがあります。 すべてのパラメータはスラッシュで始まります。

Closed使用可能なコマンドラインパラメータ

/Silent

ユーザーとの対話がないサイレントモードでウィザードが実行されます。

/Log=<ファイル名>

ウィザードの動作とエラーをログファイルに記録します。

/Type=[InstallSQLExpress | Connect]

SQL Express (InstallSQLExpress) をインストールするか、既存のリモートデータベースに接続 (Connect) するかを指定します。

/BtSystem=<コンピュータ名>

この設定が適用されるリモートコンピュータを指定します。

/SqlExpressInstaller=<sqlexpr.exe>

SQL Express インストーラの保存場所を指定します。 このパラメータは、InstallSQLExpress を使用する際に必要です。

/Server=<名前>

使用する SQL サーバーインスタンス名を指定します。 このパラメータを指定しなかった場合、サーバー名は既定の localhost/BarTender に設定されます。

/Authentication=[Windows | SQL]

認証の種類を指定します。 このパラメータを指定しなかった場合、認証方法は既定の Windows に設定されます。

/UserName=<名前>

SQL 認証アカウントのユーザー名を指定します。 このパラメータは、SQL 認証が選択された場合のみ使用します。

/Password=<パスワード>

SQL 認証アカウントのパスワードを指定します。 このパラメータは、SQL 認証が選択された場合のみ使用します。

/Database=<名前>

SQL データベース名を指定します。 このパラメータを指定しなかった場合、データベース名は既定の BarTender に設定されます。

/AllowOtherMachinesToConnect

他のマシンがデータベースに接続できるよう、新しいローカル SQL インスタンスを設定します。

/EnableMaintenance=[True | False]

既定のメンテナンス設定を有効にします。 このパラメータを指定しなかった場合、メンテナンスの有効化フラグは既定の True に設定されます。

/Upgrade

既存の BarTender データベースをアップグレードします。

/?
/Help

コマンドラインパラメータを使用した System Database ウィザードの実行に関するヘルプトピックが表示されます。

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