プリンタコードテンプレート設定ダイアログ

[区切り文字] タブでは、印刷システムによってプリンタコードテンプレートを解析するために使用するプリンタコードテンプレート区切り文字を定義します。 区切り文字は、印刷システムによって、印刷前に置換されます。

テーブルには、プリンタコードテンプレートに挿入できる区切り文字の種類が一覧表示されます。 以下のフィールドが表示されます。

• プロパティ: 区切り文字の各タイプを概説し、通常は、プリンタコードテンプレートの中の位置が示されます。

• 値: 各区切り文字の値を定義します。 この値はテンプレートファイルに挿入されるので、印刷システムで予期されている値を使用する必要があります。 たとえば、印刷システムによって、プリンタコードテンプレートの行を区切り文字 {SL} で始め、区切り文字 {EL} で終わることが予想されている場合、{SL} を [行の開始] 区切り文字名、{EL} を [行の終了] 区切り文字名として入力する必要があります。

  • ヘッダーおよびフッターの区切り文字を使用すると、テンプレートファイルの最初と最後に使用するキャラクタを指定できます。

  • [行の開始] および [行の終了] 区切り文字を使用すると、印刷システムでテンプレートファイルの各行の最初と末尾として認識される文字を指定できます (存在する場合)。

  • [フィールド区切り文字の開始] および [フィールド区切り文字の終了] を使用すると、テンプレートフィールド名の直前および直後に置かれるキャラクタ (単数または複数) を設定できます。 テンプレートフィールドの詳細については、[プリンタコードテンプレートオプション] ダイアログの [テンプレートフィールド] タブのヘルプを参照してください。

  • [プリントコードの開始] および [プリントコードの終了] を使用すると、プリンタ言語コードのパスの最初と最後に使われるキャラクタを指定できます。

• ... 区切り文字の値を入力する [区切り文字の値] ダイアログを開きます。

[プリンタ] タブを使用すると、プリンタ言語やプリンタのメーカーを条件に印刷システムをフィルタできます。選択できるのは、現在のプリンタと互換性のある印刷システムだけです。

• サポートされているプリンタ言語: 選択された印刷システムによって、プリンタ言語のすべて、または一部のみがサポートされているか指定します。

• プリンタ言語: 選択された印刷システムによって、プリンタ言語がサポートされている ([特定の言語のみ] が選択されている場合) か、サポートされていない ([特定された言語以外全て] が選択されている場合) かを指定します。 各プリンタ言語は、3 文字のコードによって定義されます。追加の言語は、 アイコンを使用し、セミコロンで区切って一覧に追加できます。

• サポートされているプリンタメーカー: 選択された印刷システムによって、プリンタメーカーのすべて、または一部のみがサポートされているかを指定します。

• プリンタメーカー: 選択された印刷システムによって、プリンタメーカーがサポートされている ([特定のメーカーのみ] が選択されている場合) か、サポートされていない ([特定のメーカー以外全て] が選択されている場合) かを指定します。 各プリンタメーカーは、3 文字のコードによって定義されます。追加のメーカーは、 アイコンを使用し、セミコロンで区切って一覧に追加できます。

• ドライバパラメータ: プリンタコードテンプレートを処理するためにドライバで必要な追加パラメータを指定します。

• 製造元のデフォルト: このオプションを有効にすると、プリンタコードが、選択された印刷システムの製造元のデフォルトに制限されます。

[出力] タブは、[プリンタコードテンプレートをエクスポートする] ダイアログで使用できるオプションを指定し、これらのオプションの既定値を設定します。 [出力] タブにあるオプションを使用して、デフォルトディレクトリとデフォルトのファイル拡張子を設定できます。

• ポートに出力: プリンタコードテンプレートは、ファイルにエクスポートする代わりに、プリンタ、キーボード端末、XML 対応プリンタ、ERP システムなどに直接送信できます。 次のオプションを使用できます。

  • オプション: 上記のダイアログでは、「ポートに出力」を選択できます。

  • 必須: 「ポートに出力」が使用可能な唯一のエクスポート方法になります。

  • 無効: 「ポートに出力」は使用できません。

• フォーマットとデータファイルを分離: プリンタコードテンプレートは、1 つのファイル、または複数の形式とデータファイルにエクスポートできます。 次のオプションを使用できます。

  • オプション: 上記のダイアログでは、[すべて 1 つのファイルに含める] または [フォーマットとデータのファイルを分割] のいずれかを選択できます。

  • 必須: [フォーマットとデータのファイルを分割] のみを使用できます。

  • 無効: [フォーマットとデータのファイルを分割] は使用できません。

• フォーマットファイルにはプリンタコードのみ: [フォーマットとデータのファイルを分割] オプションが使用できる場合、フォーマットファイルは、プリンタコードを含めるようにのみ設定できます。 次のオプションを使用できます。

  • オプション: [プリンタコード専用] チェックボックスを有効にして、これを選択できます。

  • 必須: [プリンタコード専用] チェックボックスが選択され、変更できません。

  • 無効: [プリンタコード専用] チェックボックスは選択できず、変更できません。

• 初期設定ディレクトリ: プリンタコードテンプレートファイルの既定ディレクトリを指定します。 [プリンタコードテンプレートをエクスポートする] にパスが入力されていない場合は、このディレクトリが使用されます。

• デフォルト拡張子: エクスポートされるプリンタコードテンプレートファイルに追加される既定の拡張子を指定します。 [プリンタコードテンプレートをエクスポートする] で拡張子が指定されていない場合は、この拡張子が使用されます。

[パフォーマンス] タブでは、Seagull プリンタドライバを使用するときに組み込みのプリンタ機能を BarTender で利用する方法を指定します。 このタブ内の各オプションは、個別に [オプション]、[必須]、または [無効] に設定して許容される動作を制御できます。 設定に [オプション] を選択すると、[プリンタコードテンプレートをエクスポートする] ダイアログで、チェックマークが付けられて有効と表示されます。[必須] を選択すると、チェックが付けられ無効と表示され、[無効] を選択すると、チェックが外され無効と表示されます。 現在のプリンタで選択したオプションがサポートされていない場合は、チェックが外され無効として表示されます。

プリンタの最適化

• プリンタのスタティックグラフィックを使用: BarTender で、プリンタのスタティックグラフィック機能を使用して、TrueType フォントを含め、まったく同じ項目を印刷するラスタータイプのグラフィックオブジェクトすべての仕様を保存するように指定します。

• スタティックオブジェクト許可: BarTenderで、プリンタのスタティックオブジェクト機能を使用して、ラスターグラフィックかどうかに関わらず、まったく同じ項目を印刷するオブジェクトすべての仕様を保存するように指定します。 この仕様には、プリンタフォント、バーコード、インポートしたグラフィック、および TrueType フォントが含まれます。

• プリンタのラベルフォーマットを使用: BarTender で、プリンタのデータマージ機能を使用して、書式設定仕様 (オブジェクトの位置、コード体系、フォントなど) を保存するように指定します。これにより、送信する必要があるのはオブジェクトデータのみになります。

• プリンタのシリアル化を使用: 指定したプリンタに搭載されているシリアル番号増分機能を、適切な場合に使用するように指定します (プリンタコードテンプレートをエクスポートするときは、このオプションをオフにできません)。

[全般] タブを使用すると、プリンタのエンコード設定に加えて、キーボードプロンプト設定およびその他の詳細オプションを調整できます。 印刷コードを、実行リストまたはカスタム Visual Basic スクリプトを使用して変更することもできます。

• エンコーディング: 印刷システムのテンプレートで使用するエンコーディングを指定します。 既定値は、「Windows 既定」です。

• 外付けキーボード (KDU) のプロンプトに対応: このオプションを有効にすると、選択された印刷システムで、エクスポートプロセスの一環としてユーザーに入力を促すダイアログを生成できます。

• 両面印刷に対応: このオプションを有効にすると、選択された印刷システムで、両面印刷がサポートされます。 詳細については、両面印刷とはを参照してください。

• 複数テンプレートに対応: このオプションを有効にすると、選択された印刷システムで、複数のテンプレートの使用がサポートされます。 詳細については、複数のテンプレートの使用を参照してください。

• FTP で使用するファイルエクスポート: このオプションを有効にすると、プリンタコードテンプレートエクスポートファイルに、FTP 転送が使用されます。

• 印刷システムリストに表示: このオプションを有効にすると、印刷システムが [プリンタコードテンプレート設定] ダイアログの [印刷システム] リストに表示されます。

プリンタコードモディファイア

各印刷システムには、プリンタコード内の指定したデータを置換、挿入、または削除するためのプリンタコード変更操作またはスクリプトを関連付けることができます。

• 実行リスト: Opens the Printer Code Modifier: Action List dialog for printer code modification.

• Visual Basic スクリプト: スクリプトエディタを開きます。