テーブルおよびデータベースフィールドへのエイリアスの追加

[データベースの設定] ダイアログから、テーブルまたはデータベースフィールドに「エイリアス」(代替名) を割り当てることができます。エイリアスを使用すると、別の名前で参照するようにドキュメントが設定されている場合でも、元のテーブルまたはデータベースフィールドを参照できます。テーブル名またはフィールド名にエイリアスを割り当てることによって、テーブルまたはフィールドに対するすべての参照が維持されます。

たとえば、独自のデータベースを使用して、顧客にサンプルテンプレートをデザインする場合を考えてみます。フィールドは次のようになります。

"Name" (名前),"Address" (住所),"City" (市区町村),"State" (都道府県),"Zip" (郵便)

テンプレート上のオブジェクトは、次のようにこれらのフィールド名にリンクされます。

テキスト 1 > Database.Name

テキスト 2 > Database.Address

テキスト 3 > Database.City

テキスト 4 > Database.State

テキスト 5 > Database.Zip

このサンプルテンプレートを顧客に送信し、顧客のデータベースにリンクするように依頼します。顧客のデータベースには同じ情報が格納されていますが、次に示すようにフィールド名が若干異なります。

"Full Name" (氏名),"Street" (番地)"City" (市区町村),"State" (都道府県),"Zip Code" (郵便番号)

作成したデータベースを削除した後に顧客の新しいデータベースを追加した場合、接続されたすべてのテキストオブジェクトは存在しなくなったフィールド名をポイントすることになります。たとえば、テキスト 1 は "Database.Name" フィールドを参照していますが、そのフィールドの名前は "Database.Full Name" になっています。

リンクされた個々のオブジェクトを新しいデータベースフィールド名に変更する代わりに、顧客は自分のデータベースに接続して、古いデータベースフィールド名を含むエイリアスを新しいデータベースの該当するフィールドに割り当てることができます。

"Full Name" のエイリアスは "Name" です。

"Street" のエイリアスは "Address" です。

"Zip Code" のエイリアスは "Zip" です。

"City" と "State" のフィールドは両方のデータベースで同じなのでエイリアスを追加する必要はありません。

読み取り元に指定されたデータベースフィールドをテンプレートオブジェクトが検索すると、エイリアスが認識され、正しいフィールドからデータが取得されます。

Closedテーブルにエイリアスを割り当てるには

  1. [データベースの設定] ダイアログを開きます。これを行うには、[ファイル] メニューの [データベース接続設定] をクリックします。または、「データベースの設定ダイアログ」ヘルプトピックに記載されているその他の方法を使用します。

  2. ナビゲーションウィンドウで [テーブル] をクリックします。

  3. [エイリアス] で、エイリアスを割り当てるテーブルのフィールドをクリックします。

  4. テーブルのエイリアスを入力し、[OK] をクリックします。

Closedデータベースフィールドにエイリアスを割り当てるには

  1. [データベースの設定] ダイアログを開きます。これを行うには、[ファイル] メニューの [データベース接続設定] をクリックします。または、「データベースの設定ダイアログ」ヘルプトピックに記載されているその他の方法を使用します。

  2. ナビゲーションウィンドウで [フィールド] をクリックします。

  3. [エイリアス] で、エイリアスを割り当てるデータベースフィールドのフィールドをクリックします。

  4. フィールドのエイリアスを入力し、[OK] をクリックします。

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