冗長性ページ

License Server の冗長性は、1 つの Lisense Server で障害が発生した場合でも印刷運用環境のシームレスな実行を維持する自動フェイルオーバーソリューションを提供します。

冗長性は、Administration Console で Lisense Server をバックアップ関係 (2 サーバー構成) またはトライアド関係 (3 サーバー構成) でセットアップすることによって設定できます。その後、何らかの理由で BarTender クライアントがメインまたはプライマリサーバーにアクセスできなくなった場合、クライアントは関係内の他のサーバーに自動的に接続されます。

[冗長性] ページでは、サーバーの冗長性関係 (バックアップまたはトライアド) およびそのプロパティを設定できます。

バックアップまたはトライアド関係を設定するには、Administration Console の [ライセンシング] ページの [この License Server] セクションでルールを設定し、各サーバーが関係内の他のサーバーにアクセスできるようにする必要があります。

次のオプションを使用できます。

関係を設定した後に [冗長性] ページに表示されるオプションは、関係の種類に応じて異なります。詳細を以下に示します。

サーバー情報は、Administration Console の [ライセンシング] セクションのその他のページにも表示されます。トライアド関係は単一の License Server のように扱われ、これらのページには 3 つのサーバーのうちの 1 つがアクティブな場合に表示されます。

閉じたバックアップ関係

バックアップ関係では、メインの License Server とバックアップの License Server を設定します。これらのサーバーは、それぞれ異なるライセンスをホストしますが同一の設定を共有します。メインサーバーとバックアップサーバーの間でデータが定期的に同期されるので、バックアップサーバーは必要なときにメインサーバーの代わりとして機能できます。

[サーバー冗長性のセットアップ] をクリックしてバックアップ関係を指定すると、[冗長性セットアップ] ウィザードが残りの手順をガイドします。

設定したサーバーは、[冗長性] ページのテーブルに表示されます。これらのサーバーは、[バックアップ関係セットアップウィザード] を使用して管理できます。このウィザードにアクセスするには、次のいずれかの方法を使用します。

テーブルでは、各サーバーのオンライン状態も示されます。以下のアイコンが表示された場合、サーバー間の接続および同期の状態を示します。

サーバー同士が接続されていて同期していることを示します。

サーバー同士が接続されていても同期していないことを示します。

サーバー同士が接続されていなくても同期していることを示します。

サーバー同士が接続されておらず、同期していないことを示します。

閉じたトライアド関係

トライアド関係では、それぞれプライマリ (第 1)、セカンダリ (第 2)、およびターシエリィ (第 3) サーバーとして機能する 3 つの License Server を設定します。これらのサーバーは同一のライセンスをホストし、同一の設定を共有するので、3 つのサーバーは単一のサーバーのように動作します。

セカンダリサーバーまたはターシエリィサーバーのいずれかに接続したプライマリサーバーは、アクティブサーバーとして BarTender クライアント要求を処理できるようになります。何らかの理由でプライマリサーバーに障害が発生した場合、セカンダリサーバーがターシエリィサーバーへの接続を試みます。接続が確立すると、セカンダリサーバーがアクティブサーバーになり、要求を処理できるようになります。BarTender クライアントは、要求を処理できるサーバーに自動的に接続します。

[サーバー冗長性のセットアップ] をクリックしてトライアド関係を指定すると、[冗長性セットアップ] ウィザードが残りの手順をガイドします。

設定したサーバーは、[冗長性] ページに図として表示されます。次のオプションを使用できます。