印刷不可の領域を表示

ほとんどのレーザープリンタ、またその他のページプリンタには、ページの周辺に印刷できない一定の領域があります。HP LaserJet シリーズ等のレーザープリンタの場合、通常、印刷不可の領域はページ周辺、およそ 0.2 インチのマージンの範囲内です。テンプレート上のすべてのオブジェクトがページ上のすべての項目に完全に印刷されるようにするには、このような印刷不可の領域を念頭に置いて、オブジェクトの位置を決める必要があります。

[BarTenderドキュメントオプション] ダイアログの [表示] タブにある [印刷不可の領域も表示する] オプションを有効にすると、BarTenderでは、テンプレートの境界に細かい破線が表示され、オブジェクトの最適の配置を決定するときに便利です。

ダッシュ記号の破線によって示された「印刷不可の領域」は、あくまでも「最悪のケース」であることを忘れないでください。項目のサイズがページいっぱいのサイズである場合のみ、破線領域の 4 つの面すべてがすべての項目に適用されます。1 ページに複数の項目があるという、より一般的な状況では、ページの最上部の行の項目は、画面上でテンプレートの最上部に表示される印刷不可の領域に支配され、左の列の項目は、画面上でテンプレートの左側に表示される印刷不可の領域に支配されますつまり、ページの端に端が接している項目のみが影響を受け、また、影響を受けるのは、影響を受ける項目のその端のみであるということです。