GS1 アプリケーション識別子データソースウィザード

[GS1 アプリケーション識別子データソースウィザード] を使用すると、アプリケーション識別子をバーコードに追加できます。「アプリケーション識別子」(AI) は、商品番号、シリアル番号、販売期限日など、物理的または論理的なものにデータ文字列を関連付ける一連の文字を指します。

GS1-128 (UCC/EAN-128) 仕様は、多数の AI を定義します。AI は、それが識別する文字列の直前に配置され、後続のデータ文字列の長さを指定します。AI には、固定数の文字を含むデータフィールドを指定するものと可変数の文字を含むデータフィールドを指定するものがあります。

たとえば、以下の画像で示す出荷コンテナコードは、正確に 14 文字を含む固定長フィールドです。コンテナコードの AI は "01" です。(ヒューマンリーダブル解釈の末尾の "2" は BarTender によって自動的に生成されたチェックディジットです。)

シリアル番号は、最大 20 文字を含む可変長フィールドです。その AI は "21" で、チェックディジットは不要です。

AI を連結して、複数のデータ型を含む長い文字列を構成できます。可変長のデータフィールドをバーコードの他のフィールドと結合する場合、直後にフィールド区切り文字を配置する必要があります (バーコード記号の最後のフィールドである場合を除きます)。FNC1 "^1" 文字は、フィールド区切り記号として機能します。これは、可変長データフィールドが終わり、別のデータフィールドが開始することを BarTender に伝えます。

FNC1 文字をフィールド区切り記号として使用する場合、バーコードデータ文字列に手動で追加する必要があります。追加方法の詳細については、「機能文字の入力」を参照してください。

複数の AI とそれらのフィールドを連結する必要があり、そのうち可変長が 1 つしかない場合は、区切り文字は必要ないので、可変長フィールドを記号の末尾に配置することをお勧めします。