このセクションは、区切りテキストファイルに関する基礎知識があることを前提としています。詳細については、サポートされている区切りの種類を参照してください。
次のような 3 つのレコードを含む例について考えてみます。テンプレート上のオブジェクトの 1 つが、これらの各レコードの第 2 フィールドからデータを取得し、そのオブジェクトがデータをシリアル化するように設定されているものとします。
"製品","製品番号","印刷数"
"りんご","121","4"
"オレンジ","675","2"
"バナナ","501","3"
上記の手順を使用して、[印刷枚数オプション] ダイアログの「印刷数」データベースフィールドから [シリアル番号数] を読み取るように設定します。BarTender のこの印刷ジョブでは、合計 9 個の項目が印刷されます。
りんご用ラベル 4 枚 (121、122、123、124 のデータを含む)
オレンジ用ラベル 2 枚 (675 および 676 のデータを含む)
バナナ用ラベル 3 枚 (501、502、503 のデータを含む)。
同じファイルから [連番ごとのコピー数] と [連番発行数] の両方を同時に読み取ることもできます。上記の例に 1 つ以上のフィールドを追加して、次のような内容になったとします。
"製品","製品番号","シリアル化","印刷数"
"りんご","121","4","2"
"オレンジ","675","2","0"
"バナナ","501","3","5"
[印刷枚数オプション] ダイアログの [連番ごとのコピー数] を「印刷数」データベースフィールドから読み取り、[シリアル番号数] を「シリアル化」データベースフィールドから読み取るよう設定します。BarTender からは合計 23 個の項目が出力されます。
りんご用ラベル 8 枚 (121 から 124 までのデータを含むラベルが 2 セット)
オレンジ用ラベル 0 枚
バナナ用ラベル 15 枚 (501 から 503 までのデータを含むラベルが 5 セット)