BarTender での XAML の使用

一般に XAML と略される Extensible Application Markup Language とは、タグを使用してオブジェクトを作成したり、テキストを書式設定したり、オブジェクトをレイアウトできるマークアップ言語です。BarTender では、XAML を使用して、テーブル内のテキストの整列、テキストの色設定、テキストオブジェクトへの画像の追加を行って、テキストオブジェクトの表示設定を変更できます。

XAML タグはリッチテキストオブジェクトの要素を初期化するオブジェクトを表します。たとえば、XAML タグ <Rectangle> を使用して、オブジェクトに四角形を挿入できます。オブジェクトは、常に、左山括弧 (<)、その後にタグ名を使用して導入されます。属性はオプションとしてオブジェクト要素に追加できます。オブジェクト宣言を完了するには、右山括弧 (>) を使用します。タグの後の内容がない場合は、右山括弧をスラッシュに置き換えて、その後に右山括弧を続けます (/>)。次の例は XAML フォーマットによるオブジェクトの使用を示しています。

<StackPanel>

<Ellipse Stroke="Black" />

</StackPanel>

各オブジェクトはオブジェクトのプロパティである、多数のオプションの属性をサポートしています。属性がオブジェクトを説明することから、書式変更がオブジェクトの属性として定義されることはよくあります。次の例は、赤の背景と黒の輪郭の楕円を作成します。

<Ellipse Background="Red" Stroke="Black" />

XAML がテキストオブジェクトで使用される場合、BarTender は XAML を取得してリッチテキスト形式 (RTF) に変換します。この変換のため、BarTender はすべてのアプリケーションと XAML の機能はサポートしておらず、XAML と RTF の両方で使用できる機能のみをサポートします。

このセクションの内容