レコードの選択ダイアログ

[レコードの選択] ダイアログには、データベースレコードがテーブル形式で表示されます。このダイアログを使用して、使用可能なレコードの検索、並べ替え、およびフィルタ処理を行って、印刷するレコードを選択できます。このダイアログには、[印刷] ダイアログの [枚数] タブにある [レコードの選択] をクリックしてアクセスできます。

既定では、[レコードの選択] ダイアログには、テンプレート上のオブジェクトにリンクされている各データベースフィールドの列が表示されます。

データ入力フォームにレコードピッカーコントロールを追加すると、コントロールは埋め込まれた [レコードの選択] ダイアログとして表示され、各データベースフィールドの列が表示されます (コントロールの [] プロパティページで他の動作が設定されている場合を除きます)。次の「ダイアログおよびレコードセットのカスタマイズ」セクションで説明されているように、印刷オペレータは印刷時にレコードセットをカスタマイズできます。

このダイアログの既定のビューには、次のコンポーネントが含まれます。

Closed検索パネル

検索パネルはダイアログの上部にあります。入力ボックスに文字を入力してレコードセットをレコードのサブセットにフィルタ処理できます。フィルタを削除するには、入力ボックスの右側にある をクリックします。

Closedレコード番号列

この列には、レコードセットの各レコードのレコード番号が表示されます。

Closedチェックボックス列

この列では、印刷するレコードを指定します。印刷するレコードの横にあるチェックボックスをクリックしてレコードを選択します。選択を解除するには、チェックボックスをもう一度クリックします。列の一番上にあるチェックボックスをクリックすると、すべてのレコードを選択または選択解除することができます。[枚数] 列が使用されている場合、この列は使用できません。

Closedデータベースフィールド列

既定では、ダイアログには、テンプレートオブジェクトに接続されているデータベースフィールドに一致する列が表示されます。列ヘッダーをクリックすると、データベースフィールドの列に基づいてレコードセットを並べ替えることができます。接続されているデータベースのデータベースフィールドがテンプレートオブジェクトにリンクされていない場合、すべてのデータベースフィールドがダイアログの列に表示されます。

Closedレコードナビゲータ

レコードナビゲータはレコードセット行の下に表示されます。現在選択されているデータベースレコードのレコード番号に加えて、レコードセットに含まれるレコードの総数が表示されます。ナビゲーション矢印を使用して、レコードセット内の特定のレコードにすばやく移動できます。

Closed選択したレコード

このフィールドには、印刷対象として選択したレコードのレコード番号が表示されます。

以下に示すように、レコードの番号を [選択したレコード] フィールドに入力することにより、印刷するレコードを手動で指定することもできます。

[枚数] 列が使用されている場合、選択したレコードの印刷枚数をこのフィールドで指定することができます。

ダイアログおよびレコードセットのカスタマイズ

ダイアログはカスタマイズできるので、印刷するデータおよび項目のニーズに合わせて表示設定と機能を設定できます。次のカスタマイズ方法を使用できます。

Closed検索パネルの表示と非表示

検索パネルの表示と非表示を切り替えるには、ダイアログ内の任意の場所を右クリックし、[検索パネルを表示しない] または [検索パネルを表示] をクリックします。

Closed枚数列の使用

[枚数] 列では、選択したレコードの印刷コピーの数を指定できます。[枚数] 列は、この列を使用可能にした後に [レコードの選択] ダイアログに表示されます。

Closed[枚数] 列を使用可能にするには

  1. [印刷] ダイアログの [枚数] ミニタブで、[コピー数] フィールドの横にある をクリックして [印刷枚数オプション] ダイアログを開きます。

  2. [印刷ダイアログで数量を指定] をクリックして選択します。

  3. [レコード選択ダイアログでの枚数を上書きを許可] チェックボックスをクリックして選択し、[OK] をクリックします。

行をクリックして印刷するレコードを選択するときに示される既定の枚数は、[印刷] ダイアログの [枚数] ミニタブの [コピー数] フィールドで指定した値によって決定されます。既定の枚数は、新しい値を指定することによって上書きできます。これを行うには、次のいずれかの方法を使用します。

Closedレコードセットのフィルタ

[レコードの選択] ダイアログでは、表示されたデータベースレコードをいくつかの方法でフィルタできます。シンプルなフィールドフィルタや条件ステートメントから、1 つ以上の条件ステートメントと 1 つ以上の列を含む複雑な式まで、ニーズに最適な方法を使用できます。レコードセットをフィルタ処理する方法の詳細については、「レコードの選択ダイアログを使用したデータのフィルタ」を参照してください。

Closedレコードセットの並べ替え

次の方法のいずれかを使用して、ダイアログに表示されるレコードを並べ替えることができます。

すべての並べ替えは、ダイアログの任意の部分を右クリックして [すべての並べ替えをクリア] をクリックすれば、いつでもクリアできます。

Closedレコードセットのグループ化

グループ化を使用すると、レコードセットがグループ化列内の一意の各エントリを表すノードに折りたたまれます。個々のノードを展開してノード内のレコードを表示するには、目的のノードの横にある をクリックします。展開したノードを折りたたむには、目的のノードの横にある をクリックします。

レコードをグループ化する場合、コンテキストメニューで次のオプションを使用できます。

指定したすべてのグループ化をクリアするには、コンテキストメニューの [グループ化ボックスを表示] をクリックします。グループ化ボックス領域を右クリックし、[グループ化をクリア] をクリックします。特定のグループ化だけをクリアするには、クリアするグループ化をグループ化ボックス領域で右クリックし、[グループ化解除] をクリックします。

Closed列の表示のカスタマイズ

列の順序と幅をすばやくカスタマイズするには、次の方法を使用します。

コンテキストメニューでは、次の追加のカスタマイズを使用できます。