XML ファイルデータベースの概要

XML (Extensible Markup Language: 拡張マークアップ言語) は、ヒューマンリーダブルおよびマシンリーダブルの両方の形式でドキュメントをエンコードするルールのセットを定義します。XML は、インターネットを介してデータをやり取りするためにも使用されます。

[データベース設定ウィザード] を使用して、階層構造の XML ファイルをフラットデータベーステーブルに変換できます。フラットデータベーステーブル内の各行はデータの 1 つのレコードを表し、各列は 1 つのフィールドを表します。このセクションのトピックでは、この変換の結果として生じるフィールドとレコードが XML ファイルの構造によってどのような影響を受けるかについて説明します。また、BarTender ドキュメントのデータソースとして使用するデータベースを設定するために使用できる [データベース設定ウィザード] のオプションについても説明します。

テキスト、JSON、および SAP IDoc ファイルと同様に、ウィザードで指定した XML ファイルまたは埋め込みサンプルデータは、自動印刷時に別のファイルで置き換えられるサンプルファイルとみなされます。したがって、ファイルまたは埋め込みサンプルデータには、印刷に使用する XML ファイルに表示される可能性のあるすべての要素および属性が含まれている必要があります。データベーススキーマ (列名) は、これらの属性および要素ノードから作成されます。ノードがない場合、対応する列 (フィールド) 名は作成されません。

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サンプル XML ファイルがどのようにフラットデータベーステーブルに変換されるかを次の例に示します。

次のサンプル XML ファイルを使用します。

[データベース設定ウィザード] を使用して BarTender を XML ファイルに接続すると、XML は次のデータベーステーブルに変換されます。

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