JSON データベースの概要

[データベース設定ウィザード] を使用して、外部 JSON ファイルまたは埋め込みサンプルデータ内のデータをデータベーステーブルに変換できます。JSON ファイルまたは組み込みデータの構造は、この変換の結果として生じるフィールドとレコードに影響します。

テキスト、XML、および SAP IDoc ファイルと同様に、ウィザードで指定した JSON ファイルまたは組み込みデータは、自動印刷時に別のファイルで置き換えられるサンプルファイルとみなされます。したがって、サンプルファイルには、印刷に使用する JSON ファイルに表示される可能性のあるすべてのノードが含まれている必要があります。これらのノードからデータベーススキーマが作成されます。

データ型 (文字列、整数、ブール型、10 進数、および日付/時刻) が BarTender で自動的に検出されます。

Closedマスターレコード選択

既定では、BarTender は、マスターレコードノードとして "root" または単一の配列を使用します。しかし、[データベース設定ウィザード] の [マスターレコード選択] ページを使用して、マスターレコードノードにする JSON ファイルのノードを指定できます。その場合、レコードの構成内容と JSON から生成するレコードの数を定義します。マスターレコードノードとして指定できるのは、1 つの JSON 要素だけです。

ウィザードでは、JSON のスキーマはツリー表示で示されます。ツリー内でマスターレコードノードにするノードを選択すると、結果のデータベーステーブルのプレビューが [フィールド] タブに表示されます。

Closedフィールド選択

マスターレコードノードを選択した後、[データベース設定ウィザード] の [フィールド選択] ページを使用して、データベースにフィールドデータ (列) を提供するノードを選択できます。そのためには、[使用可能なノード] 領域のチェックボックスを選択 (または選択解除) して、ノード (列) を含めます (または除外します)。結果のデータベーステーブルのプレビューが [フィールド] タブに表示されます。

このページを使用して、1 つの列に複数の値を提供する繰り返しノードの処理方法を指定することもできます。

たとえば、次の JSON ファイルを使用する場合を考えてみます。

name をマスターレコードノードとして指定して、type ノードを除外し、species ノードを含めます。次に、[繰り返しノードのオプションを選択] リストで [連結] を選択します。結果のデータベースは次のようになります。

Closed繰り返し値のオプション

JSON 配列は、単一のデータベース列の複数の値 (繰り返しノード) になることがあります。BarTender では、このような値を複数の方法で処理できます。

以下のオプションが含まれますが、[データベース設定ウィザード] で使用できるオプションは、値のデータ型に応じて異なります。