固定幅テキストファイルの使用

固定幅テキストファイルでは、データは固定幅の列に含まれます (各列には特定の数の文字位置が含まれます)。列の幅に満たないデータは、補填文字 (通常はスペースやゼロ) で補填されます。固定幅テキストファイルでは、列を視覚的に区切るために特殊文字が使用されることがあります。

[データベース設定ウィザード] を使用してデータベースに接続する場合、固定幅フィールドおよび固定幅の定義方法 (文字数または区切り) が検出され、データベースが自動的に設定されます。この BarTender 設定は変更できます。

[データベース設定ウィザード] を起動してデータベースに初めて接続するには、[ファイル] メニューの [データベース接続設定] をクリックします。または、メインツールバー をクリックします。

既存の接続でウィザードを使用するには、[データベースの設定] ダイアログの [接続の設定] をクリックします。

Closed固定幅テキストファイルの例

次の例は、固定幅フィールドを含むレコードを示します。各レコードの最初のフィールドには 8 つの文字位置が設定されています。また、2 番目と 3 番目のフィールドにはそれぞれ 10 の文字位置が設定されています。

0543166 Oranges   Perishable

17890   CantaloupePerishable

1203768 Apples    Perishable

1029384 Bananas   Perishable

2 番目のレコードを見ると、"Cantaloupe" と "Perishable" を区切る区切り文字がありません。19 番目の文字を常に 3 番目のフィールドの最初として扱うようドキュメントを設定できるので、そのような文字は必要ありません。これを行うには、[データベース設定ウィザード] の [フィールドの幅] ページで次のいずれかの方法を使用します。

Closed区切り固定幅テキストファイルの例

次の例は、区切り固定幅フィールドを含むレコードを示します。

この場合、区切りは垂直バー (|) 文字ですが、このファイルは、垂直バーがデータフィールドの間だけでなくテーブルの左右にも表示されるという点が基本的な区切りファイルと異なります。また、このファイルには水平要素 (- および +) が含まれます。これらの要素は、このファイルをデータベースに変換するときに [データベース設定ウィザード] で無視する必要があります。

ウィザードの [ファイル形式] ページの [形式] オプションとして [固定幅フィールド] を選択した場合、[フィールド区切り] リストには次のオプションが含まれています。

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