条件に従った操作の実行

変数または式に基づく条件に従って操作を実行できます。例えば、ドキュメントの印刷プレビューを開いたときにいくつかの操作を実行します。しかし、印刷プレビューで操作を実行すべきでない場合もあります。その場合、IsPrintPreview または IsPrinting グローバル変数を使用して、ドキュメントがプリンタに実際に送信されていないときに操作が実行されることを防止できます。

条件に従って操作を実行するには、次に示すように [アクション] タブで条件を設定します。

Closed変数に基づく条件に従って操作を実行するには

このオプションは、操作を実行するかどうかを決定する条件が 1 つだけの場合に使用します。

  1. 選択した操作の [アクション] タブで [変数に基づく条件に従う] を選択します。

  2. 変数名フィールドの をクリックし、[変数の詳細] をクリックして [変数を挿入] ダイアログを開きます。

  3. 左側のナビゲーションウィンドウで目的の変数のカテゴリをクリックします。

  4. 変数リストで目的の変数を選択し、[OK] をクリックします。または、変数をダブルクリックします。

  5. [アクション] タブで関係演算子をクリックして追加の演算子のリストを表示し、使用する演算子をクリックします。詳細については、「リレーショナル演算子」を参照してください。

  6. 関係演算子で値を指定する必要がある場合、[<値を入力>] フィールドが表示されます。このフィールドをクリックし、目的の値を入力します。

  7. 種類リストで [テキスト] または [10 進法] を選択して、条件ステートメントの評価対象 (テキストまたは 10 進数値) を指定します。

例えば、IsPrintPreview 変数を使用して、ドキュメントを印刷プレビューで開いたときに操作が実行されないようにするには、次の手順に従います。

  1. 選択した操作の [アクション] タブで [変数に基づく条件に従う] を選択します。

  2. 変数名フィールドの をクリックし、[変数の詳細] をクリックして [変数を挿入] ダイアログを開きます。

  3. 左側のナビゲーションウィンドウで、[グローバル] をクリックします。

  4. 変数リストで [IsPrintPreview] を選択し、[OK] をクリックします。または、変数をダブルクリックします。

  5. [アクション] タブで関係演算子をクリックし、[が次の値に等しい] をクリックします。

  6. [<値を入力>] フィールドに「false」と入力します。

  7. 種類リストで [テキスト] を選択します。

Closed式に基づく条件に従って操作を実行するには

このオプションは、操作を実行するかどうかを決定する条件が複数存在する場合に使用します。

  1. 選択した操作の [アクション] タブで [式に基づく条件に従う] を選択します。

  2. 既存の条件付き結合子 (既定では [And]) を変更するには、[ツリー表示] タブで結合子をクリックし、目的の結合子をクリックします。

  3. 条件付き結合子を追加するには、 をクリックします。

  4. 変数名フィールドの をクリックし、[変数の詳細] をクリックして [変数を挿入] ダイアログを開きます。

  5. 左側のナビゲーションウィンドウで目的の変数のカテゴリをクリックします。

  6. 変数リストで目的の変数を選択し、[OK] をクリックします。または、変数をダブルクリックします。

  7. [アクション] タブで関係演算子をクリックして追加の演算子のリストを表示し、使用する演算子をクリックします。詳細については、「リレーショナル演算子」を参照してください。

  8. 関係演算子で値を指定する必要がある場合、[<値を入力>] フィールドが表示されます。このフィールドをクリックし、目的の値を入力します。

  9. 種類リストで [テキスト] または [10 進法] を選択して、条件ステートメントの評価対象 (テキストまたは 10 進数値) を指定します。

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