列数

[] オプションを使用すると、選択した積み重ね 2D コード体系の「列」の数を設定できます。指定した列数は、記号の各行に含まれるデータ量またはモジュール数を表します。このオプションは次のコード体系で使用できます。

Closed CODABLOCK F

CODABLOCK F 記号では、エンコードされたデータは、記号の高さ全体に伸びるバーの内側に含まれています。このバーで囲まれた領域の各エンコードされた文字が「列」とみなされます。列の数によって、新しい行が開始する前に各行にエンコードされる英字の数が決定されます。列数は 4 ~62 に設定できます。

このコード体系にはの最大数があるので、列の数を減らすと、記号に含めることができるデータの量が大幅に減少します。

ClosedGS1 Composite

GS1 Composite コード体系では、種類が GS1-128 (CC-C) の場合に列がサポートされます この記号では、2D コンポーネント (上部の記号) は修正された PDF417 記号で、その列では PDF417 コード体系と同じ属性が維持されます。

Closed MicroPDF417

MicroPDF417 コード体系では、1 ~ 4 列がサポートされます。各列は 10 モジュール幅です。使用できるのは行と列の特定の組み合わせだけです。したがって、[行数] オプションで使用できる行数は、選択した列数に応じて異なります。

[] オプションが [自動] に設定されている場合、入力データに必要な行と列の数は BarTender によって自動的に決定されます。

Closed PDF417

PDF417 コード体系では、1 ~ 30 列がサポートされています。各列は 17 モジュール幅で、エンコードされたデータの基本単位を定義する 4 つのバーと 4 つのスペースで構成されています。各行は、エンコードされたデータ領域にある最低 3 つの情報列 (12 のバーとスペース) で構成されています。データの列 1 つと、記号の左右にインジケータコードワードを含む列がそれぞれ 1 つあります。「インジケータコードワード」には、スキャナにデータの各行の残りをどのエンコード方法を使用してエンコードするか指定する情報が含まれています。データ領域の列数は、[コードと大きさ] プロパティページの [] オプションを使用して指定できます。

[] オプションが [自動] に設定されている場合、指定された行数と入力データの量に基づいて必要な列数が BarTender によって自動的に決定されます。

列数を減らすと、同じデータ量をエンコードするために必要な行数が増えます。したがって、PDF417 記号の幅を減らすために列数を減らすことはできますが、その場合は記号が縦長になります。大量のデータをエンコードする場合、[] に小さい値を設定すると、PDF417 記号が縦長になりすぎてテンプレートに収まらないことがあります。

サポートされているコード体系

このオプションは次のコード体系で使用できます。