データベースの作成

[埋め込まれたデータテーブルエディタ] を開くと、1 つのテーブルを含む既定のデータベースを使用できます。この既定のデータベースを初期状態として使用することによって、データベースの追加テーブルを作成し、各テーブルにフィールドを追加できます。各フィールドには、目的のフィールドプロパティを設定できます。データベーステーブルをデザインした後、各テーブルに保存するデータを追加できます。

データベースへのテーブルの追加機能は、データ入力コントロールの [アイテムの表示] プロパティページの [データを編集] をクリックしてエディタにアクセスした場合に使用できません。この理由は、コントロールの [アイテムの表示] プロパティページを使用して変更できるのは、コントロールにリンクされているデータを含む単一のテーブルだけだからです。

次のいずれかの方法を使用します。

新しいテーブルを作成します。これを行うには、[ホーム] タブの [テーブルを追加] をクリックします。
既存のテーブルを複製します。これを行うには、[表] ペインでコピーするテーブルを右クリックして [コピー] をクリックし、[表] ペインで右クリックして [貼り付け] をクリックします。
他のデータベースからテーブルをインポートします。これを行うには、[表] ペインで既存のテーブルを右クリックし、[インポート] をクリックして [テーブルのインポートウィザード] を起動します。詳細については、「データベーステーブルのインポート」を参照してください。

次のいずれかの方法を使用します。

[データビュー] で、[クリックして追加] をクリックし、目的のフィールドのデータ型をクリックします。
[デザインビュー]のフィールドウィンドウで、空白の行をクリックし、フィールドに必要なフィールド名、データ型、およびオプションの説明を入力します。
[フィールド] タブで、[フィールド追加] の横にあるをクリックし、目的のフィールドのデータ型をクリックします。

次のいずれかの方法を使用します。

[デザインビュー] で行をクリックして目的のフィールドを選択し、そのフィールドのプロパティを [フィールドのプロパティ] ペインで指定します。
[データビュー]で、[フィールド]タブをクリックし、目的のフィールドの列内をクリックして、リボンの書式設定、プロパティ、および検証コントロールを使用して、そのフィールドのプロパティを指定します。

選択したフィールドのデータ型に応じて、次のオプションを使用できます。

形式: フィールド内のデータ形式を指定します。使用できる形式はフィールドのデータ型によって異なります。
既定値: 選択したフィールドの既定値を指定します。
自動番号設定の開始値: 開始値を指定します。[自動増分 ID] データ型で使用できます。
自動番号増分: 増分間隔を指定します。[自動増分 ID] データ型で使用できます。
フィールドサイズ: フィールドのサイズを指定します。[テキスト] データ型で使用できます。
選択肢: データの入力時にフィールドで使用できる選択肢を指定します。[選択内容] をクリックすると、[選択肢を入力/編集] ダイアログが開き、目的の選択肢を指定できます。[複数の選択肢] データ型で使用できます。
インデックス化済み: 選択したフィールドの [インデックス化済み] プロパティを True (選択時) または False (非選択時) に設定します。
必須: 選択したフィールドの [必須] プロパティを True (選択時) または False (非選択時) に設定します。
一意: 選択したフィールドの [一意] プロパティを True (選択時) または False (非選択時) に設定します。
検証エラーメッセージ: データベースが有効でない場合にユーザーに表示されるオプションのエラーメッセージを指定します。
検証ルール: データの検証に使用するルールを指定します。このルールを編集するには、[検証ルール] フィールドをクリックするか、またはをクリックして [検証を編集] ダイアログを開きます。