種類

Aztec Code コード体系の種類は、検索パターン、データレイヤー、およびデータ値に影響を与えます。次のオプションを使用できます。

• 自動: [自動] を選択すると、レイヤーの数および使用するデータソースに基づいて [コンパクト] または [フル] が BarTender によって自動的に選択されます。

• コンパクト: コンパクト Aztec Code は、2 つの白色の検索パターンリング、2 つの黒色の検索パターンリング (中央の正方形に加え)、および 1 ～ 4 のデータレイヤーで構成されます。基準グリッドはありません。

• フル: フル Aztec Code は、3 つの白色の検索パターンリング、3 つの黒色の検索パターンリング (中央の正方形に加えて)、4 ～ 32 のデータレイヤー、および基準グリッドで構成されます。基準グリッドは、1 モジュールの黒色および白色正方形が交互に並ぶ 1 モジュール幅の行のセットで構成されています。1 番目の行が、一番外のレイヤーの一番外の端の中点で開始および終了し、バーコード全体 (検索パターン領域を除く) を 2 分しています。2 番目の行は同一ですが、1 行目に対し垂直です。また、4 レイヤーごとに四辺のすぐ外に行があります (最も外側のレイヤーを除く)。これらの行はそれぞれ、データレイヤーのようにバーコードを包囲するのではなく、バーコード全体に横断しています。

• ルーン: Aztec Code Rune は、0 ～ 1 バイトのデータ値をサポートする簡易型です。値が 255 を超える場合、バーコードはエラー記号と置き換えられます。

GS1 Composite コード体系の種類は、使用されるコード体系およびその位置に影響を与えます。次のオプションを使用できます。

• GS1 DataBar Omnidirectional: CC-A 2 次元 (2D) コードの下にある GS1 DataBar Omnidirectional コードで構成されます。

• GS1 DataBar Truncated: CC-A 2D コードの下にある短縮版 GS1 DataBar Omnidirectional コードで構成されます。

• GS1 DataBar Stacked: CC-A 2D コードの下にある 2 つの短縮版 GS1 DataBar コードで構成されます。

• GS1 DataBar Stacked Omnidirectional: CC-A 2D コードの下にある 2 つの GS1 Omnidirectional コードで構成されます。

• GS1 DataBar Limited: その上の CC-A 2D コードの長さに制限される GS1 DataBar コードで構成されます。

• GS1 DataBar Expanded: CC-A 2D コードの下にある GS1 DataBar コードで構成されます。

• GS1 DataBar Expanded Stacked: CC-A 2D コードの下にある 1 つ以上の GS1 DataBar Expanded コードで構成されます。

• GS1-128 (CC-A/CC-B): CC-A または CC-B 2D コードのいずれかの下にある GS1-128 コードで構成されます。

• GS1-128 (CC-C): CC-C 2D コードの下にある GS1-128 コードで構成されます。

• UPC-A: CC-A 2D コードの下にある UPC-A コードで構成されます。

• UPC-E: CC-A 2D コードの下にある UPC-E コードで構成されます。

• EAN/JAN-8: CC-A 2D コードの下にある EAN/JAN-8 コードで構成されます。

• EAN/JAN-13: CC-A 2D コードの下にある EAN/JAN-13 コードで構成されます。

BarTender では、データのサイズに応じて CC-A または CC-B が自動的に選択されます。 この選択はユーザーが行うことはできません。

GS1 DataBar コード体系の種類は、使用されるコード体系およびその位置に影響を与えます。次のオプションを使用できます。

• GS1 DataBar Omnidirectional: 記号に対するスキャナの向きに関係なく、同じ方法で読み取られるコードを指定します。

• GS1 DataBar Truncated: 他の GS1 DataBar コードと同様にエンコードされますが、垂直方向に短縮されたコードを指定します。

• GS1 DataBar Stacked: 相互に積み重ねられた 2 つの GS1 DataBar Truncated コードで構成されます。

• GS1 DataBar Stacked Omnidirectional: 相互に積み重ねられた 2 つの GS1 DataBar Omnidirectional コードで構成されます。

• GS1 DataBar Limited: Truncated コードと似ていますが、より小さい GS1 DataBar コードを指定します。

• GS1 DataBar Expanded: より大きい GS1 DataBar コードを指定します。

• GS1 DataBar Expanded Stacked: 相互に積み重ねられた 2 つの GS1 DataBar Expanded コードで構成されます。

PZN コード体系の種類は、文字数に影響を与えます。次のオプションを使用できます。

• PZN7: データソース内で最大 6 桁の数字をサポートするコードを指定します。

• PZN8: データソース内で最大 7 桁の数字をサポートするコードを指定します。

PZN 記号は自動チェックデジットをサポートします。これにより、バーコードに入力されるデータに 1 つのモジュロ 11 チェックデジットが加えられ、PZN7 および PZN8 記号種類にそれぞれ合計 7 桁および 8 桁のデジットが追加されます。

Telepen コード体系の種類は、許容文字セットに影響を与えます。次のオプションを使用できます。

• 英数字: データソース内で文字と数字の両方をサポートするコードを指定します。

• 数値: データソース内で数字のみをサポートし、すべての文字を無視するコードを指定します。