密度

バーコードの密度は、インチあたりのエンコード可能な文字数を表します。バーコードの密度を制御する 1 つの要因がコード体系です。コード体系が異なる場合、同じ情報を表すために必要なバーとスペースの数が異なります。バーコードの密度は、幅が狭いバーとスペースおよび幅が広いバーとスペースの幅によっても影響されます。バーとスペースが狭くなればなるほど、バーコードを印刷する空間は少なくなり、バーコードのインチあたりの文字の密度も高くなります。

Closedマウスを使用してバーコードの密度を変更するには

  1. 変更するバーコードをクリックます。

  2. バーコードの左または右のハンドルにポインタを置き、マウスの主ボタンをクリックして押したまま、選択したハンドルをドラッグして、バーコードが目的の密度で表示されるようにします。

  3. マウスのボタンを離します。

Closed[コードと大きさ] プロパティページを使用してバーコードの密度を変更するには

  1. 変更するバーコードをダブルクリックして [バーコードのプロパティ] ダイアログを開きます。または、オブジェクトのコンテキストメニューから、[プロパティ] を選択します。

  2. ナビゲーションウィンドウで [コードと大きさ] を選択します。

  3. [密度] オプションの横にある上または下向き矢印をクリックして、目的の密度値が編集ボックスに表示されるようにします。

  4. [閉じる] をクリックします。

バーコードの文字の密度が高くなるほど、印刷するために必要なスペースは少なくなるので、バーコードメッセージは小さくなります。これは好ましいように思えますが、密度が高すぎると、次の要因が原因となってバーコードの読み取り精度が低下します。

高密度バーコードの限界

ドット マトリックス プリンタやレーザー プリンタで高密度のバーコードを印刷する場合、コードを読みとるために高解像度の光学スキャナーが必要であることを忘れないでください。さまざまな理由から (使用するドットマトリックスプリンタのヘッドの古さやレーザープリンタから発生したトナーのしみなど)、バーの間の細い白いスペースが細くなりすぎて、低中解像度の光学スキャナで検出できなくなることがあります。また、レーザープリンタが作成するラインが、光学スキャナの光学解像能力よりも細くなることがあります。したがって、高密度のバーコードを印刷する場合、高解像度の光学スキャナを使用することをお勧めします。

低密度のバーコードおよび写真の再生

低密度のドットマトリックスバーコードを使用して、高品質の写真用アートワークを作成できます。低密度のバーコードを写真技術で縮小すると、ドットマトリックスプリンタの各ドットが消え、高品質のレーザープリンタを使って作成したように見えます。

密度と USPS POSTNET コード体系

BarTender で POSTNET コード体系を指定した場合は、バーコードの密度設定を指定できません。 代わりに、高さに基づいて自動的にバーコードの密度が決定されます。