背景画像の処理ダイアログ

色の調整

• コントラスト: 明るい色と暗い色の間のトーンの違いを調整します。スライダーを左に移動すると色の間の違いが小さくなり、右に移動すると違いが大きくなります。

• 明るさ: 選択した画像の色のレベルを調整します。スライダーを左に移動すると画像が暗くなり、右に移動すると画像が明るくなります。

• 色相: 選択した画像の色を調整します。画像の色相を調整すると、明るさと彩度を維持したまま、色相環を中心に画像の基本色が回転します。スライダーを左右に動かすと、画像の色の 赤、オレンジ、黄色、緑、青、または紫のスケールを変更できます。

• 彩度: 選択した画像の色の量を調整します。スライダーを左に移動すると色が灰色っぽく表示され、右に移動すると色が鮮やかになります。

ぼかしとシャープ

• ぼかしとシャープ: 選択した画像の鮮明度を調整します。画像をぼかすと端のコントラストが減り、画像がやわらぎます。画像をシャープにすると端のコントラストが増して、画像がはっきりと鮮明になります。

直線化

• 回転: 選択した画像の回転角度を 10 分の 1 度単位で指定します。正の値を入力すると、画像は左回りに回転します。負の値を入力すると、画像は右回りに回転します。

• シアー: 選択した画像のシアー角度を 10 分の 1 度単位で指定します。正の値を入力すると、画像の上部が横方向左に傾斜します。負の値を入力すると、画像の上部が横方向右に傾斜します。

[回転] または [シアー] オプションを使用すると、効果は、画像のトリミングの前に画像に反映されます。画像をトリミングした後に回転するには、[位置] プロパティページの [回転] オプションを使用します。

BarTender のトリミング機能を使用して画像の一部を削除して、元の画像の一部だけを残すことができます。「トリミング」を使用すると、画像のコンテンツサイズや解像度を変更せずに、全体のサイズを小さくできます。

[トリミング] タブでは、マウスを使用してテンプレートに残す画像の部分を選択できます。また、[トリミングサイズ] オプションに値を手動で入力することにより、画像のセクションを左右上下からトリミングできます。

トリミングサイズ (ピクセル)

• 左: 左側から削除するピクセル数を指定します。

• 右端: 右側から削除するピクセル数を指定します。

• 上: 上から削除するピクセル数を指定します。

• 下: 下から削除するピクセル数を指定します。

[効果] タブでは、背景画像に高度な書式設定オプションを適用できます。設定を変更すると、テンプレートに表示された画像も更新され、変更が反映されます。[効果] タブを使用して、画像の反転、色の反転、選択した画像の透明度の変更などを行うことができます。

効果

• 横方向ミラー: 水平軸を中心に背景画像を反転します。

• 縦方向ミラー: 垂直軸を中心に背景画像を反転します。

• ネガティブ (色の反転): 背景画像の色を反転します。写真のネガのように、選択した画像の暗い領域が明るくなり、明るい領域が暗くなります。

• 透明度: 色の下にあるオブジェクトが見える度合いを指定します。範囲は 0 (不透明) から 100 (完全に透明) です。