Data Matrix エスケープシーケンス |
Data Matrix は、データストリーム内のさまざまなエスケープシーケンスをサポートします。エスケープシーケンスは、挿入記号 (^) 文字で開始します(実際の挿入記号をデータストリームに含めるには、2 つの挿入記号を続けて使用します [^^]。)
次のエスケープシーケンスを使用できます。
^a: このシーケンスは ASCII エンコーディングに固定します。
^c: このシーケンスは C40 エンコーディングに固定します。
^b: このシーケンスはバイナリ (base 256) エンコーディングに固定します。
^e: このシーケンスは EDIFACT エンコーディングに固定します。
^x: このシーケンスは X12 エンコーディングに固定します。
^t: このシーケンスはテキストエンコーディングに固定します。
^u: このシーケンスは固定エンコーディングを解除して自動エンコーディングに戻ります。
^X: このシーケンスは ASCII 制御文字を表し、X に文字が入ります。たとえば、^G は BEL を表します。
^1: このシーケンスは、FNC1 を示します。2 番目のコード言語位置では、^1 の前に大文字または小文字、あるいは 01 ~ 99 の数値のペアが付く必要があります。
^3: このシーケンスは、リーダプログラミングを示します。
^5: このシーケンスは、アプリケーション識別子の 05 ヘッダーの省略形として使用され、05 マクロヘッダーおよびトレーラーとして解読されます。
^6: このシーケンスは、アプリケーション識別子の 06 ヘッダーの省略形として使用され、06 マクロヘッダーおよびトレーラーとして解読されます。
^7nnnnnn: このシーケンスは、ECI (Extended Channel Interpretation Protocol) 値を表します。ここで、nnnnnn は 6 桁の ECI 番号です。たとえば、^7000009 は、ECI 値 9 を示します。ECI プロトコル値には、次の種類の解釈があります。
国際文字セット (エンコーディング) の識別子
非バッファリングモードでの構造化された追加の制御情報
暗号化、圧縮、またはその他の一般用途に関する情報
ユーザー定義情報
データストリームが Unicode で、ECI 番号がエンコーディングを識別する場合、データは指定したエンコーディングに変換されます。ECI 番号でエンコーディングが識別されない場合、Unicode データは ANSI 1252 (西欧言語) エンコーディングに変換されます。 |