他のプログラムからの BarTender の実行

BarTender を他のプログラムから起動するには、そのプログラムの使用説明書を参照する必要があります。 参照するコツとしては、その使用説明書のRUN、SPAWN、EXECUTE、およびWINEXEC (他のプログラムを読み込むために使用する実際のWindowsの機能呼出) などの用語を索引で探すとよいでしょう。

他のプログラムからアプリケーションを実行する方法を決めたら、BarTender の実行に必要なコマンドラインを指定します。 コマンドラインパラメータに関する追加の情報については、コマンドラインパラメータを指定する場合のルールを参照してください

事前の読み込みなしでの他のプログラムからの BarTender の実行

BarTenderを他のプログラムから実行する方法の1つは、そのプログラムのコマンド ラインに/Pおよび/Xのパラメータを追加する方法です。 これで BarTender が起動し、指定したドキュメントが印刷されます。印刷が終わるとアプリケーションが終了します。

この方法の問題点は、完全な独立型Windowsアプリケーションの場合と同様に、BarTenderをハード ディスクから読み込んで自動的に初期化するのに時間がかかる点です。 毎日数個の印刷ジョブを実行するだけであれば、特に印刷ジョブに多くの項目が含まれている場合、この初期遅延は (システムの速度に応じて) 1 秒から 10 秒程度なのであまり大きな問題ではありません。 しかし、他のプログラムから項目を数個ずつ頻繁に印刷する場合は、この遅延が問題となることがあります。

BarTender の事前読み込みによる起動時の反復的遅延の回避

BarTender を事前に読み込んで「バックグラウンド」で実行させておくと、印刷ジョブを実行するたびに BarTenderを再度読み込むことなく、必要なときに他のプログラムから項目を印刷できます。 印刷が終了したら、BarTenderの終了を指示するコマンドを発行できます。 BarTender を事前に読み込んで 1 つまたは複数の印刷ジョブを実行した後にアプリケーションを終了するには、各ステップごとに個別のコマンドラインを入力する必要があります。

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