プリンタとドライバの詳細設定ダイアログ |
[管理] メニューからアクセスできる [プリンタとドライバの詳細設定] ダイアログは、プリンタのドットサイズ、メディアの種類、システムにインストールされている各プリンタの種類などのプリンタの詳細設定を指定します。
ダイアログの左側のペインには、現在コンピュータにインストールされているすべてのプリンタを含むプリンタのリストが含まれています。 また、現在インストールされていないプリンタを手動でリストに追加することもできます。 これは、ネットワーク上の複数のコンピュータで共有するプリンタの設定ファイルを作成するときに便利です。
プリンタ名の前に次の 1 つまたは複数のアイコンが表示される場合があります。
一覧表示されたプリンタが、現在コンピュータにインストールされていることを示します。
一覧表示されたプリンタが、現在コンピュータにインストールされていないことを示します。
プリンタリストの下部のツールバーを使用すると、プリンタを手動でリストに追加したり、すでに追加したプリンタを削除できます。
選択したプリンタについては、[プリンタとドライバの詳細設定] ダイアログの [プリンタ設定] セクションを使用して、プリンタ技術を構成したり、解像度を微調整できます。
デフォルト設定を無効にする: このオプションを有効にすると、プリンタとドライバの設定を変更できます。
プリンタ
印刷技術: プリンタの種類を定義します。 これは、主に選択したプリンタに適切なドットサイズの計算に使用します。
ドットサイズ (インクスプレッドを含む): 選択したプリンタのドットサイズを指定します。 ドットサイズはプリンタが用紙に付けることのできる最も小さいマークとして定義され、「ミル」(1 ミルは 0.001 インチ) 単位で測定されます。 ドットサイズの計算方法は、[印刷技術] と [インクスプレッド] に基づいて計算されます。
サーマルプリンタは非常に正確で、最小ドットサイズは解像度の逆数に等しくなります。 たとえば、600 dpi のプリンタのドットサイズは 1 インチの 1/600、つまり 0.0017 インチ、または 1.7 ミルになります。
インクジェットプリンタとレーザープリンタについては、インクまたはトナーは一定量、平均して 25% 程度広がります。 600 dpi のレーザープリンタのドットサイズは約 2.5 ミルです。
インパクト (ドットマトリックス) プリンタの場合、ドットサイズは 9 ピンプリンタか 24 ピンプリンタかによって固定されています。
メディアの種類: プリンタのメディアの種類を指定します。 これは、[ドキュメントの新規作成ウィザード] で適切なオプションを表示するために使用します。 デフォルトのメディアの種類が正しくない場合、次のいずれかのオプションに変更できます。
ページ: 選択したプリンタは、独立した、連結していないページを印刷します。 このオプションは、ほとんどのインクジェットプリンタとレーザープリンタに適用されます。
ロール紙: 選択したプリンタは、ロールメディアに印刷します。 このオプションは、ラベルやつながっているタグに印刷するほとんどのサーマルプリンタに適用されます。
カード: 選択したプリンタは、カードメディアに印刷します。 このオプションは、独立したカードに印刷するほとんどのサーマルプリンタに適用されます。
CD/DVD: 選択したプリンタは、CD または DVD に印刷します。
ドライバ
データソースのコピーの制御に別の方法を使用: このオプションは、[コピー数] 設定にデータソースを使用するときに遭遇する問題を回避できます。
一部のドライバでは、単一の印刷ジョブの実行中にページあたりのコピー数を変更するのが難しくなっています。 たとえば、印刷ジョブで最初の項目は 2 部、2 番目の項目は 5 部、3 番目の項目は 4 部印刷する場合、印刷したときに各項目 2 部になる可能性があります。 このオプションでは、[コピー数] 設定にデータソースを使用するときに、各項目が正しい数になります。